作業できる時間が短くてライター収入に限界を感じ、将来性のなさに絶望しているかもしれません。
結論、未経験でも正しい方法で取り組めば
Webライターで月15万円はつくれます
わたしは、会社員時代に副業ライターとして月27万572円を稼いだ実績がありますよ。
ただし、正しい方法で取り組まないと、体力的にも精神的にも疲弊してしまう可能性が高いです。
本文を読んで、無理なくWebライターで月15万円をつくりましょう。
Webライターにおすすめ 高単価求人が多いエージェント3選 | ||
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ブロガーなべけん(田邉 健)について
なべけん(田邉健)
2021年に転職ブログ『よちきゃり』を開設し、約10か月で月間10,000PVを達成。その後、月間65,000PVを達成し、月間成約件数は112件以上・収益は650,000円以上に。インスタグラム(@nabeken_career)のフォロワー数は7,620名以上。現在は、累計70サイト以上のブログコンサルティングをおこないながら、セールスコピーライターとしてLP(ランディングページ)制作やマーケティングに携わる。
【たった4か月】Webライターで月15万円を達成しました
2021年11月5日に副業でWebライターをはじめて、2022年2月には15万9,517円を達成できました。
つまり、未経験から4か月で月15万円の副業ライター収入を得られるようになったということです。
結果だけを切り取ってみると「もともとビジネススキルや文章力が高かったんでしょ」と思うかもしれません。
実際は、このようにセンスやスキルが全くないポンコツ会社員でした。
- センター試験の国語は82点(200点満点)で文章力と読解力ゼロ
- 国語が嫌いすぎて理系学部へ進学
- 2019年から副業をスタートして7つの副業で失敗
- 副業で200万円以上の赤字
そんな僕でも、Webライターの副業では2.5か月で月10万円を達成しました。
そして、4か月目には月15万円を達成することができたのです。
Webライターで月15万円を稼ぐロードマップ
SEOライター
- ブログで実績をつける
- 文字単価2.0円の案件に応募する
- 作業量をこなす
ブログで実績をつける
「Webライターで月15万円を稼ぐにはWebライターの実績が必要じゃないの?」と思ったかもしれません。
たしかに、Webライターとしての実績があれば、クライアントに安心感を与えることができます。
しかし、クライアントが求めていることは安心感ではなく、このようなことですよね。
- 検索順位1位になって集客数を増やしたい
- 記事を最後まで読んでほしい
- 顧客リストを獲得したい
- 商品・サービスを売りたい
これらの実績は、このような理由からWebライター活動では得られることができません。
- 最終的に企業が手直ししている可能性が高い
- リスト獲得数や成約数・成約率を教えてもらえない
- 企業のドメインパワーが強いため上位表示されている
一方で、あなたのブログで実績をつくれたら、文章力やSEOスキルがあることが証明できますよね。
短期的に考えると収入が落ちてしまいますが、長期的にみると収入アップする可能性が高いですよ。
私はブログ運営をしていたおかげで、未経験でも文字単価2円の案件を受注できました
ブログの始め方は「ブログの始め方」で紹介しているのでチェックしてください。
文字単価2.0円の案件に応募する
文字単価2.0円未満の案件だと、確保しなければならない作業量が非常に多いですよね。
そのため、月15万円を稼ぐのが現実的ではなくなってしまうのです。
参考までに、文字単価別の月15万円を稼ぐための文字数と作業時間はこのようになります。
文字単価 | 15万円に必要な文字数と時間 | |
---|---|---|
文字数 | 執筆時間 | |
1.0円 | 15万字 | 180時間 |
1.5円 | 10万字 | 120時間 |
2.0円 | 7万5,000字 | 90時間 |
2.5円 | 6万文字 | 72時間 |
3.0円 | 5万文字 | 60時間 |
また、文字単価別の習熟度レベルは下記のとおりなので、少なくとも中級者レベルを目指す必要があります。
- 初心者
-
0.5〜1.5円
- 中級者
-
1.5〜3.0円
- 上級者
-
3.0〜5.0円
文字単価2.0円以上の案件を探すためには、人気クラウドソーシングがおすすめです。
文字単価2.0円の案件を探すためには、下記のような検索条件で探しましょう。
クラウドワークスで検索をするときには、この条件を設定して案件検索をしましょう。
- お仕事カテゴリ
-
ライティング・記事作成
記事・Webコンテンツ作成 - 依頼形式
-
プロジェクト(固定報酬制)
- 文字単価
-
1.0円〜
ただし、案件を検索できたとしても、成約率が高い応募文を作れないと受注できません。
応募文のフォーマットは「Webライターの始め方・魅力的な応募文の書き方」で紹介しているので参考にしてください。
作業量をこなす
1記事の文字数が少なかったり、依頼数が少なかったりすると月15万円を稼ぐことはできません。
そのため、依頼数が多いクライアントと契約したり複数のクライアントを掛け持ちしたりして作業量を確保しましょう。
文字単価 | 15万円を稼ぐための文字数 |
---|---|
1.0円 | 15万字 |
1.5円 | 10万字 |
2.0円 | 7万5,000字 |
2.5円 | 6万文字 |
3.0円 | 5万文字 |
案件を受注したタイミングで、記事の文字数や依頼記事数を確認するようにしましょう。
Webライターディレクション
- ブログで実績をつくる
- ブログ執筆を外注する
- ディレクション案件に応募する
ブログで実績をつくる
まずは、あなたのブログでディレクションに必要はスキルの実績をつくりましょう。
ディレクションにはこのようなスキルが求められています。
- マネジメント
-
Webライターの進捗を管理する
- ライティング
-
Webライターへの指示出しや修正ができる
- SEOスキル
-
コンテンツを上位表示させるノウハウがある
- キーワード選定
-
メディアのキーワードを選ぶスキルがある
- サイト設計
-
SEO・UX観点で最適化されたリンク構造をつくれる
- データ分析
-
アクセス解析やヒートマップツールから戦略立案ができる
マネジメントスキル以外は、あなたのブログで実績をつくることができます。
必要なスキルから逆算して、ブログで実績をつくりましょう。
ブログ執筆を外注する
あなたのブログを個人で運営しているだけだと、「マネジメントスキル」の実績がつくれないですよね。
この実績をつくるために、自分のブログを外注してマネジメント実績をつくりましょう。
ただし、ただ単に外注の実績をつくればよいというわけではありません。
外注実績をつくるときには、このようなことを意識しましょう。
- 外注した記事でコンテンツの質を担保する
- 外注した記事で上位表示実績をつくる
- 外注メンバーを長期間活躍する
外注をしてコンテンツの質が下がったり、上位表示できなかったりしたら、正しく外注できている実績になりません。
また、外注メンバーが短期離職していると、メンバーマネジメントができているとは言えませんよね。
そのため、コンテンツの質を担保するだけでなく、マネジメント実績をつくりましょう。
ディレクション案件に応募する
ディレクションに必要な実績がつくれたら、クラウドソーシングサイトや求人サイトでディレクション案件へ応募しましょう。
ただし、魅力的な応募文をつくらなければ、面接の調整すらしてもらえません。
まずは、面接をしてもらうために、応募文にこのようなことを記載しましょう。
貴メディアへ貢献をするために、このような実績がございます。
- Webライター5名以上の採用実績あり
- Webライター3名のマネジメント
- Webライター用マニュアル作成あり
- 外注記事にて検索順位1位を5記事以上あり
セールスライター
- 自分でランディングページ制作をする
- ランディングページで成約実績をつくる
- ランディングページ制作案件に応募する
Q. セールスライターとは
自分でLP(ランディングページ)を制作する
セールスライティングは、クライアントの収益が左右する重要なライティングです。
そのため、SEOライターとは異なり、実績がないと案件を受注することができません。
まずは、このような商品・サービスでランディングページを制作しましょう。
- 自分の商品・サービスでLPを制作する
- 自分のメルマガの集客LPを制作する
- 自分以外の商品・サービスのLPを制作する
ただし、まだ実績が少ない人は、自分の商品・サービスをつくっても商品価値が低くなってしまいます。
まずは、企業やインフルエンサーの商品・サービスでLP制作をして、LP制作の実績をつくりましょう。
ランディングページで成約実績をつくる
LP制作をしたとしても、商品やサービスが売れた実績がなければ、クライアントから依頼をされることはありません。
そのため、制作したランディングページに集客をして、販売実績をつくりましょう。
ランディングページへ集客をする方法は、このような方法がありますよ。
- リスティング広告に出稿する
- SEO集客をする
- SNS集客をする
- SNS広告に出稿する
すぐに実績をつくるのであれば、リスティング広告に出稿して実績をつくることがおすすめです。
高単価なWebライター案件を獲得する方法
- 案件に応募し続ける
- 高単価ジャンルの案件に応募する
- ディレクション経験を積む
- Webデザイナーとつながりを持つ
- クライアントに圧倒的なGIVEをする
案件に応募し続ける
どんなに高単価な案件で採用されたとしても、依頼件数や契約延長についてはコントロールできませんよね。
良いクライアントとの仕事が継続するために、案件に応募し続けることがおすすめです。
なべけん(田邉 健)
nabeken_career
失敗する前提で応募しよう
クライアントから案件を獲得するときに、「良いクライアントに出会いたい」と思って応募しますよね。
たしかに、1社目の応募で良質なクライアントに出会えることが理想です。
しかし、実際はライターを搾取するようなブラッククライアントが非常に多いです。
フィードバックを徹底してる高単価なクライアントは天然記念物レベルで出会えません。
そのため、「失敗する前提でWebライター案件に応募し続けること」が重要です。
つまり、「良いクライアントに出会えるほどの行動量を担保すること」が欠かせないということですね。
良い意味でクライアントに期待せずに、コツコツと案件に応募しましょう。
ただし、行動量だけでなくライティングスキルを磨くことも重要なので注意してください。
高単価ジャンルの案件に応募する
Webライターの報酬(文字単価)は、あなたのスキルではなく業界によって決まります。
たとえば、コンサルティングファームは、商品を抱えていないためコストは人件費がメインです。
さらに、単価が非常に高いため、社員への給料が高い傾向があります。
一方で、飲食店は人件費以外にも食材費や店舗などの費用が発生して、利益率が低くなってしまいます。
そのため、利益率が低くて従業員(Webライター)への給料も低い傾向が高いのです。
実際に、主要な業種の売上高営業利益率は中小企業庁の「中小企業実態基本調査」によると、このように発表されています。
業種 | 売上高営業利益率 |
---|---|
製造業 | 2.69% |
卸売業 | 1.66% |
小売業 | 1.58% |
不動産業 | 9.35% |
学術研究、専門・技術サービス業 | 10.03% |
宿泊業・飲食サービス業 | -1.83% |
サービス業(その他) | 3.82% |
より高単価な案件を獲得するためには、このようなジャンルの案件に応募しましょう。
- 投資
- 保険
- 医療
- 法律
- 転職
- IT
- 美容
ディレクション経験を積む
あなたが執筆をするのではなく、ディレクターとして活動することで、このような収益化ができるようになります。
■ディレクターとして採用される
■ディレクターとしてマージン収入が得られる
すると、執筆時間を最小化して収益化をすることができるのです。
ディレクターとして採用される
ディレクターとして採用されると、このような仕事を任されます。
- ライターの執筆進捗管理
- 記事の校正チェック
- キーワード選定
- サイト設計など
これらの仕事は、リサーチをして記事を執筆するよりも時間がかからないことが多いです。
また、いわゆるマネジメント職なので、高単価かつ固定給で募集されていることあります。
私は月10万円の固定給の業務委託案件を受注した経験もあります
そのため、単価を上げたかったり固定給で働きたかったりする人は、ディレクションを目指すこともおすすめです。
ディレクターとしての案件は、フリーランスエージェントに登録すると紹介が受けやすいです。
おすすめは「Webライター向けおすすめフリーランスエージェント6選」で紹介しているのでチェックしてください。
ディレクターとしてマージン収入が得られる
もしディレクション案件で内定獲得ができなくても、実質ディレクターとして働くこともできます。
というのも、クライアントと契約する際に「再委託可能な契約」を結ぶと、あなたの案件を別ライターに依頼することができるのです。
すると、クライアント報酬とライター報酬の差分が、あなたのディレクション費用として発生するのです。
たとえば、企業から文字単価3.0円で案件受注して、Webライターに2.0円で再委託するとマージン収入が得られますよね。
高単価案件を受注できるようになったら、個人でディレクション経験を積むこともおすすめです。
ディレクターとして活躍したい人は、前項の「Webライターディレクションで月15万円を稼ぐロードマップ」をチェックしてくださいね。
Webデザイナーとつながりを持つ
ランディングページ制作案件は、ライターだけでなくWebデザイナーやコーダーも受注を狙っています。
そのため、LP制作に特化したWebデザイナーとつながりがあることで、LP制作の「ライティングのみ依頼」をされることがありますよ。
すると、自分で集客をしたり応募したりせずに、待ちの営業をすることができるのです。
すぐに案件獲得へつながる可能性は低いですが、このようなツールでつながりを作っておきましょう。
- X(旧Twitter)でつながる
- LinkedInでつながる
- ビジネスマッチングアプリでつながる
クライアントに圧倒的なGIVEをする
単価を上げるためには「お金を払ってでも逃したくないWebライターになること」が重要ですよね。
そのためには、言われたことだけでなく「仕事の提案をしたり巻き取ったりすること」がポイントです。
- キーワード選定をする
- 内部リンクの提案をする
- マニュアル作成の提案をする など
ただし、最も大切なことは「クライアントの期待を超える高品質な記事をつくること」です。
やるべきことの優先順位を間違えないように注意しましょう。
Webライターで月15万円を稼ぐ注意点
- 文字単価1.0円未満の案件に応募しない
- テストライティング報酬なしの案件に応募しない
文字単価1.0円未満の案件に応募しない
文字単価1.0円未満のクライアントは、実績が少なくてWebライターへの敬意がないことが多いです。
実績がないクライアントからライティングを学ぶと、変なクセがついて市場価値が下がる可能性があります。
また、単価が低いにも関わらず修正依頼が多かったり、逆にフィードバックが全くないケースもあるのです。
すると、実質的な時給が下がってしまいますし、疲弊してメンタル不調になる可能性があります。
自分のスキルを安売りしないように注意してくださいね。
テストライティング報酬なしの案件に応募しない
Webライター案件の多くは「テストライティング」が設けられており、合格することで本契約になります。
中には「テストライティング報酬なし」の案件がありますが、基本的にはエントリーしないでください。
テストであっても、時間をかけて執筆しているライターには、報酬という形で敬意を払うべきですよね。
そのような敬意がないクライアントは、本契約になってからも邪険に扱われるケースがほとんどです。
本契約後の条件だけでなく、テストライティング報酬の条件も確認してからエントリーしましょう。
よくある質問
- セールスライター案件の報酬はいくらが目安ですか?
- ブログは開設した方が良いですか?
- ブログでは何を発信すれば良いですか?
- SEOスキルはどのように学べば良いですか?
まとめ
なべけん(田邉 健)
nabeken_career
稼ぐことが目的になると稼げません
人によっては「もっと具体的な収入を上げるノウハウが知りたい」と思ったかもしれません。
しかし、最も重要なことは「クライアントに貢献をした対価として報酬が上がる」ということです。
小手先のノウハウを学ぶことで、短期的な報酬が上がることはあるかもしれません。
しかし、その方法だと収入に上限がありますし、実績が伴わずにクライアントからの信頼を失う可能性もあります。
自分に不幸が起こらないためにも、まずはクライアントに貢献ができるようにスキルアップしましょう。
そのためにはまずは自分でブログを開設し、ひとつずつ実績をつくることにチャレンジすることがおすすめですよ。
遠回りに感じるかもしれませんが、この方法が最も早い近道です。
もし、今後の方向性やブログ運営について悩んだら、インスタグラムのDMで気軽にご相談してください。
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