実践編◇応募書類の作成

短い職歴でも評価される職務経歴書が書けるポイント5選|キャリア支援のプロが詳しく解説

こんな方におすすめ

  • 経験が短くて職務経歴書でうまくアピールできない
  • 短い職歴が多くて職務経歴書がまとめられない
  • 書類選考ですぐに落ちてしまう理由が職歴じゃないか不安

 

このように短い職歴で職務経歴書の作成に悩む方へお届けいたします。

 

ここでは大手人材会社でコーディネータとして紹介実績1000名以上キャリア相談実績100名以上のキャリアコンサルタントなべけんが、短い職歴でも企業から評価される職務経歴書の作成ポイントをご紹介いたします。

 

この記事でわかること

  • 職歴が短くても書き方次第で選考通過できる
  • 企業が求めている人物像を把握することが大切

 

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短い職歴でも職務経歴書を作成する5つのポイント

 

職歴が短くて不安な人でも、6つのポイントを意識すると自分の経験をきちんと評価してもらえるようになります。

 

まずはじめに、「職務経歴書とはどのようなものか」を知るところから始めましょう。

 

キャリア形式の職務経歴書を作る

 

みなさんは職務経歴書には3種類のフォーマットがあるのをご存知でしょうか。

 

短い職歴が多い人は「キャリア形式」の職務経歴書がおすすめです。

 

3種類の職務経歴書

  • 編年体形式
  • 逆編年体形式
  • キャリア形式 ★

 

なぜキャリア形式が良い?

 

キャリア形式の職務経歴書は、このように企業ごとではなく経験した内容ごとに経歴をまとめるフォーマットです。

 

キャリア形式の例

<営業>

  • 2018年4月〜2019年8月 A社
  • 2020年4月〜現在 C社

<営業事務>

  • 2019年9月〜2020年3月 B社

 

このように「どのような仕事をどこで経験したか」という見方ができるのです。

 

キャリア形式以外の場合は、下記のように職歴が数社あると転職を繰り返しているように見えてしまいます。

 

編年体形式の例

  • 2018年4月〜2019年8月 A社 営業
  • 2019年9月〜2020年3月 B社 営業事務
  • 2020年4月〜現在 C社 営業

 

長期間勤務している場合は、編年体や逆編年体形式のように時系列を軸に作成すると経験を伝えやすい経歴書作成ができます。

 

ポイント

  • 短い職歴が多い人はキャリア形式がおすすめ

 

短い職歴もすべて経歴書に記載する

 

企業側の都合による数日の退職などでなければ、短い職歴もすべて記載しましょう。

 

記載することでアピールできるだけでなく、逆に記載しないことによるリスクもあるのです。

 

3つのポイント

  • 詐称の危険性がある
  • 退職理由を伝えるとミスマッチが減る
  • 短い職歴でもアピールできる

 

経歴詐称の危険性

 

経歴詐称として内定取り消しになってしまう可能性も少なからずあります。

 

実は職歴を詐称して経歴書を作成し内定しても、入社の手続き(社会保険手続き)で転職歴がバレてしまうのです。

 

短い職歴を載せないだけでも、経歴詐称となってしまう場合があるので注意が必要ですね。

 

ミスマッチが減らせる

 

短い職歴もをすべて記載し退職理由をきちんと伝えることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

 

事実を伏せてしまうと、辞めた理由と同じ環境にも関わらず内定が出てしまうこともあります。するとミスマッチに繋がり、短い職歴を作ってしまう可能性もありますよね。

 

ポイント数日間の勤務など極端に短い職歴は省略をしても、大きな問題になることはありません。面接のときに、”〇〇の理由で△日間で××社を退職しました”と伝えられれば安心です。

 

職歴はすべてアピールの手段である

 

「短い職歴がマイナス評価される」と思われがちですが、アピールの仕方によってプラス評価に繋がる可能性は十分あります。

 

どんなに短い職歴であっても、経験値は高まっているはずですよね。

 

そのため、「どのように短い職歴をアピールするか」というマインドを持つことが重要です。

 

ポイント

  • 職歴詐称で内定取消の可能性があるので注意
  • 退職理由を伝えることでミスマッチが避けられる
  • 短い職歴でも十分アピールできる

 

企業が求めている条件を見極める

 

そもそも「職歴が短いことはマイナス」ということは、自分で勝手に作った偏見かも知れません。

 

採用するのは企業なので、企業がどのような人材を欲しているのかを募集要項から読み取ることが必要なのです。

 

特にキャリア形式では見極めが重要

 

キャリア形式では企業単位で経験したことではなく、今までのキャリア全体の経験をピックアップします。

 

そのためどの経験をどの側面からアピールするか見極めなければなりません。

 

これを見誤ってしまうと、アピールする機会がなく書類選考で落ちてしまうこともあるのです。

 

魅せる側面をコントロールする具体例

 

では、企業に合わせるとは具体的にどのようなことなのか具体例をご紹介いたします。

 

Excelスキルが求められる企業

【一般事務】資料作成(売上データ処理)

売上データに関する資料を、ゼロベースからExcel:LOOKUP関数とピボットテーブルを活用し作成

 

この例では、どの業務でどのようなExcelの機能を使ったのかが分かるように説明されています。

 

一方で同じ仕事を経験していて業務量が多い企業の求人では、このように経歴をまとめるとアピールがしやすくなります。

 

対応ボリュームが求められる企業

【一般事務】売上データ集計(10,000件/週)

アパレルブランド3社の計50店舗分売上データ集計業務をメインで担当

 

同じ業務でも、経験業務の見方を変えることで企業が求めている経験に絞ってアピールできますね。

 

自分が伝えたいことは△

 

ご紹介した例をみて感がいい人は分かったのではないでしょうか。

 

必ずしも企業が求めていることと、自分がアピールしたいことは一致しないことがあるということです。

 

ポイント

  • 企業が求めていることを書く
  • 自分がアピールしたいこととは別のこともある

 

経験を数字に落とし込む

 

短期間の職歴は、期間が短いため「経験が浅い」と捉えられてしまう可能性があります。

 

ですが、経験が短くても習熟度が高い人はいますよね。

 

そのため経験したことを過不足なく伝えられるように、定量的に(数字を使って)経験を肉付けしましょう。

 

NGな例(営業一部抜粋)

  • 2018年4月〜2019年8月 法人営業(既存クライアント)
  • 2019年9月〜2019年12月 法人営業(新規クライアント)

 

この例では、やはり短い職歴で実際にどのようなことを担当したかわかりません。

 

定量化されている例(営業一部抜粋)

  • 2018年4月〜2019年8月 法人営業(既存クライアント20社)
  • 2019年9月〜2019年12月 法人営業(新規クライアント300社訪問・内10社より受注獲得)

 

このように定量化すると、むしろ短い職歴(2019年9月〜2019年12月)の方が、長い職歴(2018年4月〜2019年12月)よりもアピールできているようにも感じます。

 

このように担当していた業務を定量化すると、読み手(面接官)が経験を正しく評価できるようになります。

 

ポイント

  • 数字を使って書くと経験がアピールしやすい
  • 企業の担当者から過小評価されなくなる

 

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ここまで短い職歴でもプラスに魅せてアピールする方法をご紹介いたしました。ですが、自分1人で職務経歴書が作れるか不安な方も多いのではないでしょうか。

 

ご紹介した方法を実践すると、選考通過率は確実に上がりますが初心者が1人で取り組むのは簡単ではありません。

 

時間をかけて職務経歴書を作成しても、書類選考に落ちてしまっては面接でアピールできず転職のモチベーションを上げるのも大変ですよね。

 

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まとめ:短い職歴も強みとしてアピールする

 

改めてご紹介したポイントをおさらいしましょう。

 

  • キャリア形式の職務経歴書を使えば、経験をアピールできる
  • 企業が求めている条件を見極めれば短い職歴は関係ない
  • 短い職歴でも経験したことを漏れなくアピールする

 

短い職歴は一見マイナスのように思えますが、アピール方法によってはプラスに変換することもできるのです。

 

少しでも転職活動のお力になれたら幸いです。

それでは失礼いたします。

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