
自己PRがなく面接だけでなく履歴書・職務経歴書も書けないと転職活動に悩む方も多いのではないでしょうか。
しかし考え方のコツを意識するだけで、誰でも簡単に自己PRを見つけられます。
例文を活用し、強みを見つける3つのポイントをご紹介いたします。
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【例文あり】自己PRがない第二新卒必見◆強みを見つける3つの方法
新卒採用のときにアピールした学生時代に頑張ったこととは異なり、仕事で取り組んできたことや成果に基づいて自己PRしなければなりません。
しかしながら、入社して数年で役職につける方はごく一部でしょうし、強みをアピールできるほどの成果を上げている方もそこまで多くないとは思います。
強みが見つけれらず悩んでいる方も、下記3つのポイントを意識することで自己PRが見つけられるようになります。
- 新卒採用と転職の違い
- 難しく考えない
- 必ずしもプラスの結果でなくてもOK
1. 新卒採用と転職の違い
新卒採用と中途採用の自己PRで大きく異なる点は、成果が求められるかどうかです。
1.1 新卒採用では頑張ったこと・取り組んだこと
学生時代は何に取り組んだのかを重視して選考が行われます。
取り組んだことを元に、仕事での再現性を評価し採用されます。そのため、取り組む際にどのようなことに意識したのかなどスタンスについての棚卸しが必要でした。
1.2 第二新卒では経験と成果が求められる
取り組んだことだけでなく、結果・成果について求められるのか中途採用です。
第二新卒と学生では求められている経験が異なるため、学生時代のことについては書かない方が良いです。中には書いても良いという考え方もあると思いますが基本的には避けた方が良いと思っています。
また学生時代に頑張ったことは、社会人としてどう活躍できるか面接官に説明するものです。そのため学生時代のことで強みをアピールしてしまうと、社会人として成果や結果を残すことができないマイナス印象を与えかねません。
ただし、転職理由として劣悪な就業環境であったり止む終えない理由かつごく短期間の場合は、具体的経験が少ないと思うので学生時代のことを書いても良いです。
2. 成果について難しく考えない
自分が経験したことや強みを、過小評価も過大評価もされないように、背伸びせず事実を答えるということです。
実際にできることより拡大解釈をされてしまっても、就職後のミスマッチになってしまう可能性もあるため、自分自身を正しく伝えなければなりません。
- 基準を下げて考える
- 経験を網羅する
- できることをベースに強みを考える
2.1 基準を下げて考える
企業が求めている基準をあえて低く考え、当たり前に感じることもアピールしましょう。
求人情報に求めている人材の条件が記載されていますが、本質の条件については書かれていません。そのため、企業が求めている明確な基準を転職者が知ることは非常に困難です。
もちろん基準が高い可能性もありますが、第二新卒の場合は未経験でも応募可能な求人が多いです。そのため、求められている基準が低いことが多いため、背伸びせずできることを言語化しましょう。
2.2 経験を網羅する
担当した業務内容から強みを考えると、自己PRが考えやすくなります。
①業務内容
【一般事務】データ集計、資料作成、スケジュール調整、電話応対、メール応対
担当した業務をどのように行ったか手段・目的なども記載します。
②業務内容と手段
【一般事務】売上データ集計(専用システム3種類・Excel)、資料作成(Excel・PowerPoint)、社内会議調整(社内/slack)、問い合わせ応対(社内・社外)、メール応対(社外/Outlook)
さらに仕事をどれだけ処理できるかイメージできるように、経験業務のボリュームについても考えます。上記のように羅列するだけの場合、同じようなことを経験をしている方が多く埋れてしまいます。
③業務内容を定量化する
【一般事務】売上データ集計(300件/日・専用システム3種類・Excel)、資料作成(Excel・PowerPoint)、社内会議調整(社内/slack)、問い合わせ応対(社内・社外)、メール応対(社外/Outlook)
2.3 できることをベースに強みを考える
網羅的に考えた経験から、自分の強みを探します。この時に他人と比べてできるかどうか考えず、業務全体の中で得意かどうかを考えます。
たとえば一般事務の例では、複数のシステム(専用システムやExcel、PowerPoint、slack)を使用しているため”マルチタスク”も一つの強みとして考えられます。
このように順を追って考えることで、書けないと感じている自己PRも実務と結び付けて応募書類の作成ができます。
3. 必ずしもプラスの結果でなくてもOK
自分の強みをアピールする際に、強みを活かした結果が必要ですが、必ずしもプラスの結果でなくても良いです。
結果と聞くとプラスのものを説明した方が良いと考える多いのではないでしょうか。もちろんプラスの結果・成果があるに越したことはないですが、マイナスの結果であっても十分強みをアピールできます。
3.1 なぜ取り組んだ結果・成果を書くのか
結果・成果を書くことによって、取り組み・プロセスを証明することができます。
どのようなことに取り組んだか業務内容を説明できても、取り組んだ結果どうなったのかを説明できなければその是非を第三者である面接官は判断することができません。
この結果を言語しなければ取り組んだことの説明ができず、考えているだけで行動に移すことができない人と思われてしまうので要注意です。
3.2 プラスの結果は再現性を言語化
プラスの結果を得られた場合は、その結果を経てどのようなことに活かしていきたいかなど先の展望を考える必要があるかもしれません。中には、何故プラスの結果を得ることができのかということを振り返り再現性を言語化することも必要かもしれません。
3.3 マイナスの結果はプロセスの分析もする
何故マイナスの結果になってしまったのかということを要素分析することで、寧ろ失敗を学びに変えることができるというプラスの評価につながる可能性があります。
このように、結果から行動を分析し次にどうするのかという順番で説明するため結果を説明するということが非常に重要なのです。
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まとめ
職歴が浅い第二新卒の方が悩む自己PRについて、書く上での重要な考え方と書くことについて紹介をしました。小さなことでも自分の行動によって得られた結果に自信を持ち、自分自身をPRしていきましょう。
もし転職をしないという結果になったとしても、自分自身ができることを再認識することで仕事に役立てることもできるので、転職を考えていない方も是非一度考えてみてはいかがでしょうか。