【レビュー】思考法を4つ紹介◇ちきりん『自分のアタマで考えよう』

     
       
自分のアタマで考えよう
         

「頭良さそうな質問する人は何考えてる?」
「論理的に考えられるようになりたい」
「知識ばかり増えて成長している気がしない」

このような悩みや不安、成長意欲のある方にお届けいたします。
はじめまして、よちよち・きゃりああっぷ運営なべけん(@yochi_career)と申します。

わたしも論理的に考えることがニガテでした。
ですが『自分のアタマで考えよう』を読むと、思考法のコツがつかめるよう。
この記事では、ちきりんさん著の『自分のアタマで考えよう』で得た4つの思考法のコツをご紹介いたします。

  • 知識と思考を分けて考える
  • 「なぜ?」と「だからなんなの?」で見えてくる
  • 図式化で可能性を網羅する
  • 知識は「思考の棚」に整理

それでは参ります。

明日から使える4つの思考法

本書を一言で要約すると、「考え方を学べる本」です。
実際に読むと、下記のような具体的データを通じて考え方を学べます。

  • 超重要プロジェクトの失敗から学ぶ意思決定について
  • 少子化データから学ぶ思考法
  • 生活保護のデータから学ぶ漏れなく考える
  • 分析の基本を日中韓で比べる
  • 日米英のメディアの違いを分析 など

ラインナップを見ると難しそうですが、ちきりんさんが図を交えながら分かりやすく説明しているのでご安心を。

今回はわたしが「凄くためになった!」ものをピックアップしてご紹介いたします。

思考法1:知識と思考を分けて考える

business

 

「知識は多い方がいいに決まってる!」
「知識があれば、いろいろなことが解決できる!」

わたしも本を読んでインプットしているのですが、「知識があることによる危険性」を考えたことはありますか?

1.1 知識があると見方が変わる?

たとえば、

よく知らない分野であれば、革新的なアイデアを寛容に受け入れる人も、自分の専門分野については驚くほど保守的であったりします。保有する知識が多すぎて、どんなに斬新なアイデアを聞いても頭の中からひっぱり出してきた知識によって「そんなことは不可能だ。できるわけがない」と否定してしまうからです。

引用:ちきりん『自分のアタマで考えよう』

本を読んだわたしはこのように思いました。

「じゃあ、知識をつけるのは良くないこと?」

実はそうではなく、本書のタイトルにもなっている「自分のアタマで考えること」が重要なんです。

1.2 ゼロベースから自分で考える

知識があっても「きちんと自分で考えられて」いれば、斬新なアイディアを一方的に否定することもないのです。
自分で考えていないと情報を鵜呑みにしてしまうので、新しい意見も逃してしまうことも。

「そう言っても、自分でゼロから考えるのは自信ない!」

そう思うかもしれませんが、残り3つの思考法は「自分で考えるヒント」が見つけられます。

思考法2:「なぜ?」と「だからなんなの?」で見えてくる

business

情報を見たときにまず考えるべきことは、「なぜ?」と「だからなんなの?」の2つです。特に数字の情報を見たときは必ずこのふたつを考えます。

引用:ちきりん『自分のアタマで考えよう』

この2つの質問を問うだけで、自分で考えるきっかけになるなんてシンプルですよね。
では「なぜ?」と「だからなんなの?」は、どのようにアタマを使う質問なのでしょうか。

2.1 「なぜ?」

「なぜ?」についてはイメージが湧く方も多いのではないでしょうか。
たとえば、営業成績が未達(達成できなかった)ときに、原因を探すとき「なぜ達成できなかったか」考えますよね。このように原因となる背景について調べるのが「なぜ?」の質問です。

2.2 「だからなんなの?」

そして「だからなんなの?」は「なぜ?」による背景を踏まえ、「今後どうなるのか」「対策として何をすれば良いか」を考えることになります。

これを考えると、対策が成功しても失敗しても大きな学びを得るチャンスに。

自分の考えと実際が異なるとき、「なぜ自分の考えにならないか」を質問や検証を通じて学びの機会に変換できます。
また逆もしかりで、自分の予測と同じになった時も、考え方が果たして正しいのか質問をぶつけることができます。
これらを繰り返すことで考え方の精度が上がり、日本人がニガテな質問もできる

思考法3:図式化で可能性を網羅する

「目標達成の施策考えたけど、これでいいか不安」
「自分の考えに漏れがあったらどうしよう」

この不安を解消するのが「図式化すること」です。

3.1 図式化しないとどうなる?

本書でも具体例として説明されている「生活保護費の総額を減らす」ためにどうすればよいかで考えてみましょう。
まず、「生活保護費減額のために」どのような方法が思いつきますか。

わたしは下記のようなことを考えました。

  • 生活保護の費用を減額する
  • 審査を厳しくする(不正受給のニュースを見るため)

たった2つしか思いつかなかったです。
でも他にも方法が、あるような無いようなモヤモヤした感覚になります。

3.2 図式化すると漏れの有無が明確に

そこで紹介されている方法が図式化です。

【図】自分のアタマで考えよう

引用:ちきりん『自分のアタマで考えよう』

どうでしょうか。
漏れなくすべての情報が分かりやすく把握できますよね。
またグレー色の「実質的には支給額を減らさず」に、「日本の生活コストそのものを下げる」という超斬新なアイディアも出てきています。
(ちきりんさん凄すぎる!)

「正直ひとりで図を完成させるのは難しいよ!」

わたしも同じことを思ったのですが、本書でも「繰り返し考えればできるようになる」と紹介されています。

思考法4:知識は「思考の棚」に整理

books

今までシェアした3つの思考法も目からウロコでしたが、4つ目も思わず「なるほど!」と声がでた思考法です。

思考法4は「質問を事前に棚に入れて(準備して)おく」という方法。
準備とは言いつつ、いつ・どのタイミングで質問するかは分からず、アタマに入れておくのです。

4.1 思考のネタは生活から:9.11の各国メディア対応

「思考法」や「ロジカルシンキング」と聞くと、「ビジネスでの考え方」と感じますよね。
しかし日常生活にこそ考えるきっかけが多くあることを、この本を通じて学べました。

たとえば、普段テレビで観るニュースからも考えられることがあります。
同時多発テロが起きたとき、ちきりんさんは海外のニュースを観ており各国のニュース番組の違いに気づいたようです。

【マトリックス】自分のアタマで考えよう

引用:ちきりん『自分のアタマで考えよう』

この気付きから複数の質問が上がってくると思います。
いくつか抜粋すると、下記のような仮設・疑問が紹介されています。

  1. NHKもBBCも自国で事件が起こったら、パニックの状況を報道する?
  2. どの国でテロが起こっても、各社の報道スタイルは変わらない?
  3. ロンドンでテロが起こっても、CNNはパニック状況を報道する? など

どうでしょうか。
このように比較の対象があれば、仮設を立てたりして「自分のアタマで考える」ことができるのです。

4.2 質問をストックできる

このように考えることは思考法のトレーニングだけでなく、質問の引き出しを作ることにも繋がります。

どこかで CNNや BBCに勤めている人に会ったときに、すかさず「じつは 9・ 11の際の各社の報道内容がずいぶん違っていたのだけど、これは各社の報道方針の違いでしょうか?  それとも事件の場所と自社の場所の距離の違いだと思いますか?」と質問することができます。

引用:ちきりん『自分のアタマで考えよう』

その場でクリティカルな質問を考えることができなくても、アタマで考えておくと効果的な質問ができるようになるのです。

まとめ:自分のアタマで考える!

いかがでしたでしたか。
ご紹介した4つの思考は書籍から一部を抜粋したものですが、どれも思考力をアップさせるものばかり。

  • 知識と思考を分けて考える
  • 「なぜ?」と「だからなんなの?」で見えてくる
  • 図式化で可能性を網羅する
  • 知識は「思考の棚」に整理

意外と逃している「自分のアタマで考える」機会を活用し、思考力のトレーニングをしましょう。
他にも「自分のアタマで考える」方法を知りたい方は、ぜひ書籍をチェックしてみては。

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