読書

本の読み方解説◇年100冊読むわたしが名著から学んだ5つのこと

本を読む本

「今更だけど本の読み方を知りたい!」
「本を読むときに何を意識すればいい?」

このように「読書の悩み」を抱えている方へお届けいたします。

はじめまして、よちよち・きゃりああっぷ運営なべけん(@yochi-career)と申します。
私は年間100冊の本を読む習慣がありますが、読書の質が低いことも。
そこで読書習慣の改善に役立った「意識すべきこと」をみなさんにもシェア。

1997年に発行後、今も売れ続けている名著『本を読む本』から5つのポイントをご紹介。

皆さんにとって読書がより楽しく、実りの大きいものになったら幸いです。
それでは参ります。

読書をする前に、この5箇所を見よ

読書をするとき、いきなり本文を読み進めていませんか。
実は読書が有意義になるかどうかは、本文を読む前にかかっています。

ご紹介する5つのポイントを実践すると、より効率的な読書をすることが可能に。

  1. 表題や序文を見る
  2. 目次を調べる(本の構造を知るため)
  3. カバーに書いてある謳い文句を読む
  4. 「要(かなめ)」となる章を読む
  5. 拾い読み(パラグラフを1つ、2つ)

『本を読む本』で紹介されている各ポイントについて詳しく見てみましょう。

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1. 表題や序文を見る

皆さんは「本のタイトル(題名)」について考えたことはありますか。

実は表題だけでも得られることはたくさんあります。
タイトルを含め、文字を眺めるだけになると、あまり考えずに本を読み進めてしまうことになります。

1.1 内容の推測と自分の考えを明確にできる

本文を読む前に1分だけ「タイトルについて」や「そのタイトルにした理由」を考える。
たったそれだけでも、本の内容を推測するだけでなく、自分の意見・考えを持って積極的に読書することに繋がります。

もし情報をインプットする「だけ」であれば、インターネットで検索すれば十分です。
そうならないようにしましょう。

1.2 分類を把握する

知識の整理と、本の本質的な理解に役立てられます。
また本に書かれていることが明確になると、持っている本との関連が見えてくることもあります。

そうすることで、関連図書を読み返し知識を深められます。もしかしたら「買わなくても良い本」ということが分かるかもしれません。

2. 目次を調べる

言わずもがなですが、目次は各章のタイトルがまとめられています。
つまり、ここをしっかりと読み・考えることで、本全体の構造を把握できるのです。

2.1 本の構造を知る

著者は目次には意外と時間をかけていて、構造が分かるように構成されています

重要なページであるにも関わらず、目次を見る人は減っているとも言われています。
それに対して出版社は、読者の目を引くように「面白い見出し」を立てていることが多いと本書でも書かれています。

そのため、目次からの情報は以前より得やすくなっており、分かりやすくなったことで考えやすくもなっています。

3. カバーに書いてある謳い文句を読む

「本の帯、カバーなんて自己宣伝でしょ?」

そう考えている方も多いと思いますが、論点が短文で正確に要約されているのはここだけです。

第三者からの推薦文や感想が書かれているときは、「自分の考えと突き合わせる」という高度なインプットも可能に。

***

ここまでの3箇所を見ると、これからの読書の方針を立てることができます。

  • 時間をかけてじっくり読む
  • さっと読む
  • 購入しない など

「じっくり読む」場合も「さっと読む」場合も、次のポイント4,5も重要です。

4. 「要(かなめ)」となる章をみる

全体の内容が分かってきたら、著者が最も伝えたいことが書かれている章を見つけ読みましょう。
章を見つけたら「章の冒頭や末尾」に要約が書かれていることが多いため、そこを重点的に読めば十分です。

本を出版するということは、「伝えたいことがあり」伝える手段として本を執筆しているはずです。
この結論部分をきちんと理解することで、詳細の説明や具体例などの納得感・理解度が大きく変化するはず。

5. 拾い読み

イイタイコトの根拠や説明として、どのようなことが書かれているかも見てみましょう。
そのときに意識するポイントは3つあります。

  • パラグラフ(段落)を1つか2つピックアップして読む
  • 各パラグラフは、長くても2〜3ページ読む
  • 併せて最後の2〜3ページを読む

最後2〜3ページを読む理由は、書き手の心理から考えるとわかりやすいです。
感想文を書いていて、最後にイイタイコトを書きたくなりませんか。それと同じで、本でも「始めと終わり」に重要なポイントが要約されていることが非常に多いです。

***

正直ここまで丁寧にやると、1時間程度かかりますが本の内容をだいぶ理解出来ている状態になります。
そのため、隅から隅まで読まなくとも本の内容を理解する力もつけることに繋がります。

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発展:「問い」を明確にする

更に読書のインプットを最大化するためには、『本を読む本』で書かれている「積極的読書」が有効です。
そもそも、読書は積極的な行為なのですが、やはり意識するかしないかで読書の質は変わってしまいます。

積極的読書をするために、本を読みながら「自分に問いかける」ことが本で紹介されています。
学生時代の国語の授業のような感覚です。

「自分への問いかけ」の具体的な質問が4つあるので、ご紹介いたします。

1. 全体として何に関する本か

著者がどのようにテーマを分類して考えているかを考えてみましょう。

これを考えると、今まで読んだ本・これから読む本と比較することが可能に。
たとえば、A本では〇〇って書いてあったけど、B本では逆の意見を持っているなどです。

かつての私のように何も考えずに読んでしまうと、意外と分類やイイタイコトを頭にストックできず本棚へしまってしまいます。

2. 何がどのように詳しく述べられているか

まず、事実と意見を分けて考えるようにしましょう。
その上で、著者が伝えようとしている思考、主張、議論の要点これを見極め把握します。

3. その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か

2つの質問に答えた後に、自分の考えと突き合わせるのです。
この質問に答えられなければ、そもそも言っていることを理解が出来ていない状態。

理解できた後に、著者の議論が正しいかどうか判断しましょう。
また、正しかったとしても自分の考えと一致するのか、そうではないのかも考えてみましょう。

どうでしょうか。
ここまででも「積極的」という言葉が当てはまりそうな予感がしますね。

4. それにはどんな意義があるのか

最後に著者と議論した後、その議論や知識の活用について考えます。

「なぜそれを知ることが大切なのか」や「それを知ることは読者にとって重要か」など。
そうすることで、次に読む本を見つけたり、新たな興味分野の開発もできます。

逆にこれをしなければ、知識を増やすだけになってしまいもったいないです。
購入に費やしたお金・読書に費やした時間をムダにしないように、「どうしていきたいか」も考えられるとベストです。

まとめ:最初の一手間がインプットの質を左右する

慣れるまでは国語の授業を受けているような感覚で、嫌悪感もあるかもしれません。
しかし結果的には、5つのポイントを意識すると読書が効率的にできるようになったり、インプットの質も確実に高められます。

あまり考えずに読書していた方は、これを期に読書習慣を改善してみてはいかがでしょうか。

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