転職で何からするか優先順位を迷う方|行動選択の3つのステップ

     
       
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転職や就職に限らず、やらなければいけないことが多数あり優先順位をつけるのに迷う方は多いのではないでしょうか。そんな方々が何から取り組めば良いのか判断できるように、意思決定のためのマトリックスをご紹介いたします。

優先順位の重要性

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転職や就職に限らず、時間とお金は有限なので優先順位を付けて取り組むべきことを取捨選択していかなければなりません。その時にどのように優先順位を判断するのかということを今まで感覚的に考えてきた方もいると思いますが、即効性×重要性を当てはめることで目的に応じた行動をとりやすくなります。そのための手順は、

  1. 目標の設定
  2. 選択肢のブレインストーミング
  3. マトリックスで選択肢のブラッシュアップ

この3つのステップです。この優先順位を付けるためのフレームワークをご紹介いたします。これを身につけることで転職活動に限らず日常業務でも優先順位を付けてより効率的に働くことができるようになります。

目的の設定

まずは目標を設定することが必要にになります。この目標設定をしっかりとすることで、行動することが目的になってしまうことを避けられます。目的を意識しながら行動することで、別の行動にすぐシフトすることができたり、過不足なく行動することに繋がります。この時に設定する目標はベンチマークとしての目標(将来どうなりたいかではなく、より直近の目標)を設定することで目標と行動の乖離を避けることができます。

たとえば転職活動においては、「人材業界に興味があるため人材業界のビジネスモデルについての理解を深める」ということが目標・目的の設定になります。

選択肢のブレインストーミング

設定した目標に対しての行動の選択肢を列挙します。この時に、行動に対しての難易度は考慮せずに網羅して考えます。自分にとって非常に簡単で日常的に行っているものや、一見取り組むことが困難なものも選択肢として挙げるようにします。もちろん物理的に不可能なことは挙げないようにします。前述の人材業界の例で具体的な行動の選択肢を挙げるとすると、

  • インターネットで調べる
  • 業界に関する本を買う
  • 業界で働いている方に話を聞く
  • インターンシップで就業体験をする
  • 面接を受ける
  • エージェント会社に登録し話を聞く
  • キャリアコンサルタントに話を聞く

このようになります。ここでのポイントとしては、より多くの選択肢を準備するということです。そのため複数人で選択肢を挙げる時にはKJ法を用いても良いでしょう。

KJ法とは

KJ法とはブレインストーミングの方法の一つで、ポストイットを使ったものです。方法はシンプルで、まず思いついたものを一つずつポストイットに記入していきます。次にそれをグループ化するという手順です。これは、より多くの選択肢や意見・考えを捻出する時にするブレインストーミングの方法の一つです。

即効性について

即効性とはすぐに行動することができるかどうかということです。一方は「すぐに行動をすることができる」、もう一方は「継続的あるいは取り組むまでに時間がかかる」です。後者について、取り組むまで時間がかかるということについては、より細かく行動を分解する場合には分解するようにしましょう。たとえば、人にインタビューするということが挙がっているとすると、インタビューする人の候補者を挙げるや依頼をする等複数の工程にさらに分解することができます。

先ほどの転職活動における行動の選択肢をそれぞれ検討すると下記のようになります。

  • インターネットで調べる:即効性が高い(すぐにできるため)
  • 業界に関する本の購入:即効性が高い(すぐにできるため)
  • 業界で働いている方に話を聞く:即効性が高い場合も低い場合もある(知り合いにいればすぐにできるため)
  • インターンシップで就業体験をする:即効性が低い(選考を含めると継続的に取り組むことになるため)
  • 面接を受ける:即効性が低い(選考を含めると継続的に取り組むことになるため)
  • エージェント会社に登録し話を聞く:即効性が高い(エージェント会社を探し、日程調整を含める数日要するが近日で調整可能な場合が多いため)
  • キャリアカウンセラーに話を聞く:即効性が低い(カウンセラーを探し、日程調整をするのに時間がかかるため)

重要性について

重要性とは、それをすることによるインパクトが大きいかどうかということです。一方は「行動することで得られるリターンが大きい」、もう一方は「行動することで得られる成果が小さい」です。設定した目標に対して、より自分が欲しい情報の核心的なものが得られるかどうかということになります。

これも先ほどの転職活動における行動の選択肢をそれぞれ検討すると下記のようになります。

  • インターネットで調べる:重要度が高い場合も低い場合もある(誤った情報も掲載されているため情報の取捨選択が重要になるため)
  • 業界に関する本を買う:重要度が高い(基本的には正しい情報を得ることができるため)
  • 業界で働いている方に話を聞く:重要度が高い(実際に働いている方の情報を得ることができるため)
  • インターンシップで就業体験をする:重要度が高い(働くことによってよりイメージが湧くため)
  • 説明会・面接を受ける:重要度が低い(業界知識を深めることはできるが、知識がない状態での面接はリスクを伴うため)
  • エージェント会社に登録し話を聞く:重要度が低い(仕事の紹介を受ける目的になり、本旨逸れる可能性があるため)
  • キャリアコンサルタントに話を聞く:重要度が低い(業界に関する知識はカウンセラーによるため)

即効性×重要性マトリックス

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緊急性と重要性についてそれぞれを縦軸と横軸に当てはめると4つの事象ができます。そして、それぞれの事象に先ほど列挙した選択肢がそれぞれどの事象に当てはまるのかをプロットしていきます。そうすることによって、視覚的に取り組むべきことの優先順位を把握することができます。

  1. すぐに取り組むことができて、インパクトも大きい
  2. 継続的に取り組まなければならない or 時間がかかるが、インパクトは大きい
  3. すぐに取り組むことができるが、インパクトは小さい
  4. 継続的に取り組まなければならない or 時間がかかり、かつ、インパクトも小さい

1.については取り組むためのハードルが少なく、成果が大きいためすぐに取り組む必要があります。2.については3.と悩む方も多いですが、先に3.を取り組んでしまうと得られるものが小さいのにも関わらず取り組むことになりので、先に2.に取り組みます。取り組むものによっては、2.と3.を並行に取り組む場合もあります。4.については時間に余裕がある時に取り組む程度で、取り組まなくても良いです。

まとめ

なんとなく今まで何からすれば良いのかを判断していたことを、より目的に沿った行動をすることができるようになります。初めは、選択肢を考えるプロセスやマトリックスに当てはめる作業は時間がかかります。ですが、慣れてくれば感覚的に頭で判断することができるため就職活動の段階で身につけ、就業したときのより良いスタートを切れるように訓練していきましょう。

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