
就職したけれども入社前のイメージと異なり、転職をしようか悩む方は意外と多いのではないでしょうか。
しかし、短い職歴はマイナス評価されてしまうことも多く、慎重な判断が必要になります。
そんな方が正しい一歩を踏み出すためのポイントをシェア致します。
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転職して間もないけれど、転職しようか悩む◇一歩踏み出す4つのポイント
入社して数日・数ヶ月経ったけれども、入社前のイメージとギャップがあり、”転職しようか悩む”ことも多いのではないでしょうか。
実際に私が仕事紹介をしていても、入社して数日で仕事を辞め、別の仕事を探す方も多いです。
そんな入社前後でのギャップに悩む方に向けて、自分で解決できるようになる方法をシェア致します。
1. 不安を言語化する
まず自分が感じている悩みや不安を言葉で説明できるようにし、解決することができないか考えます。
きちんと言語化することで、物事の選択を感情的にならず正しく判断することができます。2つのポイントを意識し、正しく判断できるようになりましょう。
1.1 不安をリストアップ
モヤモヤしていることを、まず自分の言葉でリストアップします。
誰かに見せるためではないので、自分しか分からない言葉でも問題ないです。自分が自分の感情や悩み・不安を客観視できるように、リスティングをしていきます。
感情的になってしまうと正しく判断できなくなってしまうことがありますが、リストアップすると感情を整理することもできます。
◇リストアップの例
【不安】出社する時に月間のノルマが達成できるかモヤモヤする
【悩み】仕事が思い通りに進められず、入社前に聞いていた話より残業が多い
1.2 ”なぜ”不安か理由を考える
リストアップしたことが”なぜ”不安や悩みを感じるのか理由を考えます。
理由を考えることによって、不安や悩みを解決する方法が見つけられることもあります。
◇理由を考える例
【悩み】仕事が思い通りに進められず、入社前に聞いていた話より残業が多い
【理由】面接の時に言われたことは建前なのではないかと会社に対して不信感を持ってしまう
この例では残業が多いことに対して不満を感じているわけではありません。悩みの根本は、入社前とイメージが異なる店があることと、他にもギャップがあるのではないかという不安です。不安を解消するためには、自分から確認をしクリアにしなければいけません。
このように理由を具体的に考えることで、自分が何をアクションするべきかも把握できることがあります。
2. 就職活動の軸を振り返る
自分が入社を決めた理由についてもう一度振り返りましょう。
入社前に魅力的に感じていたことが当たり前になると、当初重要だと考えていなかったマイナスのことが気になりだすことがあります。
その懸念点が自分にとって仕事をするモチベーションなのであれば、別の仕事を探すことも考えたほうが良いかも知れません。しかし、転職後も自分が”最も”大切にしている価値観(就職活動の軸)が満たされるとは限りません。転職をするという選択が失敗にならないように、改めて自身の価値観について振り返りましょう。
2.1 就職活動の軸を振り返る
転職活動時に大切にしている価値観として意識していた方も、そうでない方でも、改めて職場に求める条件を考えましょう。
就職活動の軸として意識するポイントは大きく下記の4つに分かれるとされています。
- 業種や職種
- 福利厚生(企業の立地や社内制度など)
- 一緒に働く人
- 経営理念・ビジョン
これらを参考に仕事をする上で重視している価値観について再認識し、今働いている環境は入社前後でギャップがないか確認しましょう。
ギャップが有る場合には、改めてどのような職場環境・企業であれば仕事ができるのか考える必要があります。逆にギャップがあまり感じられないのであれば、転職をするという選択を考え直したほうが良いこともあります。
2.2 志望動機を振り返る
入社前にどのようなことが理由で面接を受けたのか、その志望していた理由は仕事を通じて果たせているのか確認します。
就職活動の軸とは別に、実際に仕事として志望していた理由通りに仕事ができているのかは重要です。できていないのであれば、長期的な社内のキャリアを考えた時に経験することができるのかどうか再度すり合わせる必要があります。
3. 不安を自責に転換
転職をしようか悩むほどの不安を抱えている状態でも、意外と自分を成長させる機会になるかも知れません。
もちろん自分を追い詰めてまで成長の機会と捉える必要はないですが、あくまでも成長機会”かも”しれないという選択肢を持つことが重要です。目の前のことをプラスに考えられるようになる思考法についてご紹介いたします。
3.1 自責とは
物事が思い通りに進まないことの理由を、自分が原因であると考えることを自責思考と言います。一方で、失敗や上手く進まないことを他人が原因と考えることは他責思考です。
プラスの結果もマイナスの結果も、自分の考え方次第でマイナスの出来事の原因やプラスの要因を考えることができます。マイナスの要因を他人に押し付けてしまいがちですが、これを無理矢理でも自責として捉える方法が”自責に転換”することです。
3.2 なぜ自責で考えるのか
自分ごとと捉えることで、自分に不足していることを見つめ直すきっかけになり成長することができます。
失敗や悩みを全て他人が理由としてしまうと、もし同じような場面に遭遇した時に乗り越えることができなくなってしまいます。つまり、”他人のせい”で考えてしまうと、その瞬間に自分の成長は止まってしまうということです。もちろん自分が原因だと考えて、実際に解決するかどうかは状況によって変わりますが、少なくとも自責として捉えなければ成長の機会を掴むことはできません。
これは転職活動でも同じで、自分以外に原因があると考える(他責思考)と、転職をしても同じ悩みを抱えてしまう可能性が非常に高いです。もちろん絶対的に他人や環境が理由で、自責で考えられないこともあります。しかし、改善しようと行動をせずに転職をしてしまうと、シンプルにもったいない場合もあります。自分の価値観に一致しているにも関わらず、一つのことが要因で転職をしてしまう。かつ、もしかしたら自分がアクションをすることで、すんなりと解決できることかも知れません。
◇自責と他責の例
他責思考:就職活動で内定が獲得できないのは、求人倍率が低いからだ
自責思考:内定が獲得できないが、資格取得に向けて勉強すれば面接で就業意欲のアピールに繋がる
この例からも分かる通り、他責では成長する余地すらないですが、自責であれば成長に繋がるマインドを持っています。
4. キャリアの専門家に相談する
転職に悩む方に向けて3つのポイントをご紹介しましたが、正直一人で考えることは時間もかかりますし、正しい判断をすることは難しいです。
一人で考えられない方は、転職エージェントがおすすめです。この転職エージェントをオススメするポイントをシェアいたします。
4.1 無料で転職相談ができる
大手だとリクルートやマイナビ、dodaなどがエージェントサービスを提供していますが、いずれも企業も無料で登録することができます。
求職者から登録料金が発生することは無く(一部セミナーの参加は費用がかかるものもあり)、マンツーマンの相談も乗ってもらえます。また、相談の中で求人紹介も受けられるため、実際に求人情報を今の試食場と比べて検討することもできます。
4.2 他社の10倍のフォロー体制◇UZUZがおすすめ
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