こんな方におすすめ
- 会社の将来性がなくて転職したいけどスキルが不安
- どの業界・職種でも使えるスキルを身に着けたい
- 市場価値を高めたい!
このような悩みや不安を抱えている方に向けて、キャリアアップできる情報をお届けいたします。
はじめまして、なべけん(@yochi_career)と申します。
大手派遣会社でコーディネーターとして、今まで1000名以上の就業機会に携わっています。
お仕事紹介をしていて、市場価値が高い人はスムーズにお仕事も決まり重要性を日々感じています。
この記事では、市場価値を高めるのに有効なポータブルスキルの特徴、どのようにポータブルスキルを活用するかご紹介いたします。
みなさんの不安や悩みを解決する一助となれば幸いです。

-
-
ミイダスの自己分析診断なら優良級に詳しく失敗しない転職に必須【完全無料しつこくない】
続きを見る
3つのポータブルスキルとは
ポータブルスキルとは、持ち運び可能なスキルを指します。
つまり特定の企業や業界・業種だけでなく、時代にも左右されないスキルのことですね。
変化の激しいこれからの時代では、スキルアップとしてこのスキルを高めていくことが重要であると考えられています。
このポータブルスキルは、3つのスキルから構成されています。
3つのポータブルスキル
- 対課題能力
- 対相手能力
- 対自分能力
それぞれどのような特徴があるのか具体的に説明いたします。
対課題能力
まず1つ目は、課題に対する取り組み方や姿勢を意味する対課題能力です。
このスキルは課題を解決するだけでなく、課題を発見することも含まれています。
課題へ向き合う姿勢によって、解決方法だけでなく結果も大きく左右されます。
さらに対課題能力として、2つの考え方が重要になります。
2つの対課題能力
- ロジカル・シンキング
- クリエイティブ・シンキング
ロジカル・シンキング
ロジカルシンキングでは現状を漏れなく重複なく分析し、課題解決を論理的に考える方法です。
一つの問題と真剣に深く向き合うことができるため、スキルだけでなく仕事に対する姿勢も評価されます。
クリエイティブ・シンキング
想像力を持って仕事に取り組む考え方がクリエイティブ・シンキングです。
課題を解決するのに想像力を使うだけでなく、課題を見つけるのにクリエイティブな考え方ができると斬新なアイディアのきっかけになるのです。
そのためスキルアップで重要なのは、「クリエイティブ・シンキング」とも言われています。
これからの社会ではクリエイティブ・シンキング
「ビジネス = ロジカル・シンキング」というイメージをお持ちの人が多いのではないでしょうか。
実は今のビジネスシーンでは、課題を解決する方法は溢れかえっています。
そのため、解決することよりも想像力を使った課題に取り組んだり解決したりすることが重要なのです。
ポイント
- ロジカル・シンキングよりもクリエイティブ・シンキングの重要性が高まっている
対相手能力
言葉のとおりで、人と関わるときに必要になるスキルが対相手能力です。
ここではビジネスコミュニケーションだけでなく、ビジネスメールも含んで考えられています。
社会で働くと必ず人との関わりが発生しますが、このスキルも2つのタイプに分かれています。
- 主張・説得
- 相手に合わせる
主張・説得
自分自身の考えを打ち出す力があると言うことです。
考えを持っているだけでなくそれを発信し、周囲を巻き込んで活動していきます。
相手に意見を合わせる
対して、協働する人とよりアサーティブに対応するコミュニケーションもあります。
コミュニケーションの軸を自分でなく相手に置き、支援したいと言う考えのもと関わりを持つと言うことです。
ポイント
- 「自分の主張」と「相手の意見」のバランスが重要
対自分能力
対自分能力とは、自分自身をコントロールしていく能力のことです。
タイムマネジメント、ストレスマネジメントなど自分を高めていくためのスキルということです。
これを対処していくときにも2つの性質に分かれていきます。
- 即決派
- 慎重派
即決
決断力を持ってすぐに行動に移すことができることです。
多少のリスクを恐れない冒険心を持っている方も即決型になります。
キーワード:決断力・曖昧力・瞬発力・冒険力
慎重
計画性を重視したり、慎重に物事を判断するということです。
キーワード:忍耐力・規律力・持続力・慎重力
ポイント
- リスクを恐れない即決型
- 計画を重視する慎重型
ビジネススキルとポータブルスキルの関係性
ポータブルスキルを中心にご説明いたしましたが、これはスキルアップする上でビジネススキルのどのような位置づけなのか具体的に説明いたします。
大きく4つのスキルに分かれており、ピラミッドの裾野が拾い物がより社会人としての基礎的な部分として説明されます。
- テクニカルスキル
- ポータブルスキル
- スタンス
- ポテンシャル
つまり、開発可能なスタンス(後述)とポータブルスキルを高めていくことがスキルアップに大きく繋がるのです。
テクニカルスキルとは
テクニカルスキルは、ポータブルスキルとは対になるある職種や業種で専門的に活用するスキルのことを指します。
その職に応じた能力を持ち合わせていることは、限られた業界や職種では有効ですが変化の激しいこれからの時代ではこれらを”身に付けたいタイミングで身に付けられる基礎力”を習得することが最重要になります。
スタンスとは
スタンスとは、問題や課題に取り組む上での”姿勢”のことを指します。
たとえば、私が所属しているリクルートグループでは下記のようなスタンスが必要課題として挙げられています。
- 圧倒的な当事者意識
- 考え抜く・やり抜く姿勢
- 広く・深く学び続ける姿勢
- チームとしての協働を追求する姿勢
ポテンシャルとは
ポテンシャルとは、”潜在的に持ち合わせている能力”のことです。
計算能力の長けていたり、読み書きに優れていたり、スポーツや音楽で言われる才能に近いものです。
そのため、トレーニングをしてポテンシャルを高めることは非常に難しいです。
しかし、能力開発をすることでポテンシャルの高い人との差を埋めることは可能になります。
その際は、開発可能なスタンスやその他スキルが重要な要素になります。
ポータブルスキルを活用する2つの方法
これらのビジネススキルについて知識を得て活用する方法は2つあります。
- 強み伸長
- 弱点補強
この2つの強みの活かし方は、どちらもできるようになると市場価値を一気に高められます。
それでは、具体的な市場価値を高める方法を見てみましょう。
強み身長
自分自身が持っている強みを意識することで、より磨きをかけ課題解決や自己研鑚に役立てることができます。
また、それだけではなくチームで協働するときに自身の強みを把握しこれを生かすことで組織としてのパフォーマンスの向上を図ることもできます。
弱点補強
また弱点補強については、自分が求めているレベルを適切に設定することでスキルアップを図ることができます。
ビジネススキルやポータブルスキルがどのようなものかを知らなければ、自分自身で弱みを見つけることは非常に難しいです。
そのため、自分自身の課題発見と目標設定に大いに寄与します。
ポイント
- 自分の弱みを把握して克服する
- 強みを更に磨きをかけることも重要
まとめ:自分の強みのポータブルスキルを見つけよう
いかがでしょうか。
キャリアアップ と聞くと、ポータブルスキルと言う言葉が思い浮かびますがその必要性や説明がされている機会が少なかったため詳細に説明させていただきました。
ポータブルスキルはさらに細かく分類することができることやこれだけでなくスタンスも重要であることも認識いただけたのではないでしょうか。
また、これを身に付けることでテクニカルスキルなどの高度のスキルを”身につけたいタイミングで身に付けることができる”という目的意識を持つことでその重要性を再認識いただけましたら幸いです。
よちよち歩きであっても一歩ずつキャリアアップ していきましょう。
[st_af id="6156"]