
IT業界は転職市場で人気がありますが、働くエンジニアは専門的な知識が求められます。
しかし、第二新卒のような未経験者でも応募できる求人も多数あります。
今回はITエンジニアへ転職をするための方法とポイントをご紹介いたします。
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未経験の第二新卒でもITエンジニアへ転職できる2つの方法
IT業界は最も成長している業界で、転職市場でも非常に人気が高まっています。
そんな人気の業界ですが、未経験でも転職できる企業もあります。IT業界について理解を深め、新たな一歩を踏み出しましょう。
1. そもそもITエンジニアとは
エンジニアといっても担当するプロセスによって、下記のように様々な種類があります。
- システムエンジニア(SE):顧客へのヒアリングからシステム設計、テストを担当
- サーバーエンジニア:サーバーの構築と保守を担当
- データベースエンジニア:データベースの設計と構築、運用、保守
- ネットワークエンジニア:ネットワークの設計と構築、運用、保守
- プログラマー:SEの設計図を基に、プログラミング言語を使いプログラムの作成・実装
このように担当する業務が細分化されており、普段聞き慣れない言葉も多いのではないでしょうか。もちろん知識があるに越したことはないですが、知識・経験不問の求人も多くあるためご安心くださいませ。
◇”WEBエンジニア”や”ものづくりエンジニア”とは何が違う?
エンジニアと一言でくくってもIT系やWEB系、機械系に分かれます。
WEBエンジニアはWEBサイトの制作・運営に関わっており、ものづくりエンジニアは自動車や半導体などの電子部品、鉄鋼・金属などを取り扱うメーカーにおける製造業務の担当です。
次に、各ITエンジニアの説明の中で聞き慣れない”運用”と”保守”という言葉について解説いたします。
1.1 運用とは
システムが正しく動作するための管理・メンテナンスをするのが運用です。
実際に行うこととしては、システムの監視やセキュリティのチェック、バックアップなどを行います。ウェブサイトの仕様が変わったり新たにサイトを開設したりする際、ユーザーが快適にサイトを使用できるようにする管理業務です。
1.2 保守とは
対して保守とは、システムに障害が起こった際に問題の解決をすることです。また不具合への対処だけでなく、システムのアップデートなどシステムの変更に関わる仕事も保守に含まれます。
保守業務では、システム運用とはことなりシステムの変更対応などが含まれます。
2. なぜITの未経験求人は多いのか
今の時代はSociety 5.0と言われ、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など情報産業がより注目を集めています。そのためIT人材の需要が高まり、未経験でも始められる求人が多いのです。
2.1 IT人材の需要
IT業界は企業の数も増えており市場拡大をしている中、人材の確保が非常に重要です。
しかし、エンジニア専門職の経験者や理系学生の数が少ないため、未経験であっても採用を行っているのです。
2.2 第二新卒の需要
御存知の通り、少子高齢化で働くひとの人数が減少しているため、若手の人材確保が積極的に行われています。
その中でも特に第二新卒の採用は活発に行われており、下記のようなメリットを企業側は捉えています。
- ポテンシャル採用
- 長期間働ける
- 習熟が早い
そのため、面接に進むときはこれらのメリットを企業が感じられるように進めることで効果的に転職活動が進められます。
3. 未経験でもITエンジニアへ転職する2つの方法
転職活動をする上で、エージェント会社のアドバイザーは求職者の経験を【実務経験】と【スクールレベル】、【未経験】の3つに分けて判断します。
今回は未経験者とスクールで知識を身に着けた上で転職する方法をご紹介いたします。
3.1 【未経験】第二新卒として転職
第二新卒で転職活動をすると、ITエンジニアの職種でも未経験で始められる求人が多数あります。
ITエンジニアに絞って転職活動をするなら紹介する専門のエージェントに登録しましょう。ITエンジニア以外の職種も検討してるのであれば、多種多様な業界・職種を取り扱っているエージェントの利用も転職に有効です。
◇おすすめのエージェント【リクルートエージェント】
人材業界で最大手のリクルートが提供するエージェントは、業界最大級の求人数で転職支援もNo.1の実績があります。
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未経験として第二新卒で転職活動をすると、人気の業界なので募集が殺到することもあります。そこで、未経験でも転職を成功させるために有効な方法が、プログラミングスクールなどで学習することです。
3.2 【スクールレベル】知識を身に着け転職
プログラミングスクールで学習をすることで、実務未経験でも転職を成功させる可能性が大きく上がります。このスクールも①仕事紹介を受けられるスクールと②学習のみに分かれます。
仕事紹介を受けられるスクールでは、企業が求めるスキルを把握しているため転職に直結しやすい知識を身に着け学習できます。そのため、転職に緊急性がある場合は短期間でスクールでの学習と仕事紹介を受けられるエージェントへの登録がおすすめです。
◇転職保証あり!継続率・修了率・転職率は業界トップ!【DMM WEBCAMP】
プログラミング未経験者でも安心のサポート体制で、受講者満足度も90%以上を誇っています。完全オンライン完結なので未経験でも働きながら学習をし、ITエンジニア転職を目指せます。
転職に緊急性がない方は、仕事をしながらスクールで知識・経験を身に着ける方法がおすすめです。IT知識を身につけるためには、半年程度時間がかかる場合があります。私が大学で選考していたときも、C言語の学習には一年近くかかりました。
そのため継続的に学習し、転職活動でポートフォリオとして作品を提示できるレベルになれば、より希望のエンジニア職へ転職が可能になります。
4.ITエンジニア専門の転職エージェント4選
未経験でエンジニアに転職するときは、専門的な知識を持ったアドバイザーからのサポートが必要です。業界知識を有しており、手厚いサポートが受けられる転職エージェントを4社紹介いたします。
4.1 【エンジニア業界特化の専門エージェント】Tech Star Agent
あ大手とは異なりきめ細かいフォローが受けられます。また転職活動に留まらず、フリーランス独立など将来のキャリア踏まえたサポートも受けられます。手厚いサポートだけでなく、取り扱い求人数は大手にも劣らない数を保有しています。
▽IT業界のエンジニア転職【Tech Stars Agent】で仕事を探す
4.2 【テレビCM放映中!】Geekly
テレビCMでも放映されている大手の転職エージェント会社です。
大手なので求人数はもちろん、転職のノウハウが非常に充実しています。また、サイト上のコラムも充実しており、知りたい情報を知りたいタイミングで調べ、転職の不安を解消することができます。
4.3 【年収290万アップの実績あり!】レバテックキャリア
レバテックキャリアもIT・WEB系エンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。
企業ごとに職務経歴書の添削や模擬面接の対策が行われるため、高い内定率と多くの内定実績があります。過去にリクルート主催のGOOD AGENT AWARDで優秀賞を受賞したアドバイザーもおり、専門知識だけでなく求職者に寄り添ったフォローを受けられます
4.4 【人材大手が手掛けるエージェント】マイナビITエージェント
人材業界で最大手のマイナビがIT・WEB分野に特化したエージェントサービスです。
キャリアアドバイザーはIT業界出身のため、転職に必要な知識・経験が豊富です。また、取引者数も業界トップレベルで、大手SlerやSler各社、コンサルティングファーム、監査法人なども取り扱っています。
企画設計から開発、運用保守まで上流からいっかんして携われる求人、ワークライフバランスを考慮した求人など、スキルアップを図りたいITエンジニアにもおすすめのサービスです。
5. 転職エージェント利用の3つの注意点
非常に便利な転職エージェントですが、利用の3つのポイントを意識することでより納得感のある転職活動をすることができます。
5.1 3つ以上の転職エージェントを利用する
転職エージェントは必ず複数の会社に登録しましょう。
複数登録することで、エージェント会社同士を競合させることができます。また、選考が進む途中で
5.2 アドバイザーの変更が可能
専任のアドバイザーが就きますが、このアドバイザーは変更が可能です。
人と人なので、もちろん合う合わないがあります。もし合わないと感じるアドバイザーでも、他のアドバイザーであれば合う可能性があります。
別のエージェント会社を利用することも考えられますが、取り扱っている求人は会社によって異なります。そのため一人のアドバイザーだけで、その会社の利用を取り下げてしまうのはおすすめしません。
5.3 アドバイザーとの関係性を意識する
転職アドバイザーは、エントリー企業への推薦をしているため、推薦してもらうための関係性気づきましょう。
中にはラフに接するアドバイザーもいますが、あくまでもビジネスとして失礼がないように接しましょう。メールや電話への反応も早ければ早いほど信頼を気づくことに繋がります。