【職務経歴書】成果と結果は注意?よくある間違いと4つのコツ

     
       
職務経歴書_経験
         

職務経歴書で書く”経験”と”結果”の明確な違いを理解して、応募書類を作成している方は意外に少ないです。根本的な違いを理解することで、効果的に自分自身をアピールすることができます。これらの違いと書類作成時に気をつけるポイントを理解しましょう。

4つのポイントを理解して書く

職務経歴書では”経験について”と”実績について”書きますが、これを明確に分けて考えなければなりません。

多くの方がこれの違いを理解している方が非常に少なく感じます。この根本的な違いを踏まえ、企業にアピールするための4つのポイントをご紹介いたします。

1. ”結果”と”経験”の混同を避ける

ビジネス・コミュニケーション

文章作成の支援をしていると、多くの方が”結果”と”経験”を混同して考えてしまっています。

結果とは物事に取り組むことでどうなったか、経験とはその物事への取り組みについてです。細かいことを確認すると、結果は経験の中に含まれますが、経験は結果の中には含まれないということです。

これの違いと職務経歴書作成時に気をつけるポイントをより詳細に確認しましょう。

 

1.1 結果フォーカス=実績

経験と成果の違い

結果や成果について書くときには、自身が貢献した実績について考えます。

これは言葉通りに捉えて全く問題ないため、考え方はシンプルです。業務やプロジェクトに取り組む当初抱えていた問題や課題、課題解決のための打ち手などを書いていきます。

1.2 過程フォーカス=経験

経験について書くときには”取り組み”について、つまりプロセス(過程)にフォーカスして経験を棚卸しします。

ここでよくある間違いが、”取り組んだこと”として出来事を書いてしまうことです。

”取り組み”という言葉から考えると、プロセスと結果どちらとも捉えることができます。ですが、経験について書くときには”プロセスについて書く”ため、結果ではなく取り組みについて書くという解釈になります。

【結果にフォーカスしてしまっている例】私が取り組んだことは、業務委託プロジェクトにおいて年間10,000時間の削減を行ってことです。

【プロセスにフォーカスできている例】私が取り組んだことは、新人メンバーとの信頼関係構築と

”結果フォーカスの例”では何に取り組んで、どのような成果・結果を生み出したのかわかります。ですが、これでは成果を出すための再現性について図ることができません。

再現性が重要な理由は、転職後に全く同じ業務を担当することはないためです。異なる業務であっても、仕事への取り組み方を知ることができれば、入社後に成果を上げられる人材かどうかを評価できるます。

そのため、取り組みについてなぜそのように取り組んだのかの理由などを語ることも必要になります。

2. 読み手と書き手の目線を考える

人事制度

応募書類に関わらずメールなど文章作成では読み手の目線は重要ですが、自分が何を書きたいかも重要です。

つまり文章作成をするときに意識することは下記の2つということです。

  1. 自分がイイタイコトを伝える
  2. 質問に答える

これを意識するだけで双方が欲しい情報・与えたい情報を過不足なく理解することができます。

2.1 イイタイコトを伝える

もう一度考えていただきたいことは、自分が伝えたいことは”努力の過程”か、それとも”努力の結果”かです。

もちろん結果をアピールしたい方もいると思いますが、”結果を出すためにこれだけ頑張った”という過程の方がアピールしたいのではないでしょうか。

そのため、大前提プロセスにフォーカスし下記2つのパターンで内容を書きます。

  1. プロセスフォーカスで書く
  2. プロセス重視で結果も書く

2については、成果や結果が特出したもので自分が伝えたいときに書きます。”大企業での全社表彰”や”世界大会出場”などその結果を得られることが稀な場合には、この成果もイイタイコトになるのではないでしょうか。

結果について焦点を当てるものの、やはりその成果が得られるまでの道のりを伝えたいという熱量が強くなるためです。

そのため結果についても書く場合では、プロセスだけでなく成果もアピールしたい場合にこの2つにフォーカスして書きます。

2.2 質問に答える

イイタイコト重視で”プロセスにフォーカスして書きたい”という考えに至っても、そもそも与えられている質問に答えられていなければ十分ではありません。

取り組みについて聞かれているのであれば、結果を出すためのプロセスについて言及します。成果や結果について問われていれば、結果についてそれがどのようなものなのかなどの説明をしなければなりません。

質問に答えるときにも意図を考えて答えることも求められます。面接であれば、話の流れで質問の意図がわかると思います。職務経歴書作成の際は、意図(企業が求めていること)を汲み取って回答することも求められます。

質問を捉え、アピールする

実際に文章作成の指導をしていて、多くの方が誤って認識している”結果とプロセスの違い”をご紹介いたしました。

質問を正しく理解することで、自分がアピールしたいことを効果的にアピールできます。応募書類で周りと差をつけ、新たな一歩を進みましょう。

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