ESは1文目で合否が分かれる?9割の学生が間違える結論先行型とは

     
       
         

”エントリーシートの書き方が分からない”
”結論先行型の結論ってどう考えるの?”
”最初の一文が思いつかない”

このようなエントリーシート作成に悩む学生に向けてコラムをお届けいたします。

はじめまして、よちよち・きゃりああっぷ運営のなべけんです。
学生時代には大学教授の推薦で、大学で6名の文章作成指導員として年間100名の文章作成指導を行いました。
大手人材会社入社後も、フリーのキャリアコンサルタントとして学生のエントリーシート作成指導を行い、指導した学生の選考通過率は100%の実績があります。

今回は、実際に指導をしていて9割の学生が間違える”結論先行”と”第一文”について解説いたします。

就活の悩み解決の一助となれば幸いです。

インターネットで「エントリーシート 書き方」と検索すると、”結論先行型で書きましょう”と記事が出てきます。

確かにネットに書いてある通り、エントリーシートは結論先行型で書く方法が正しいです。

ところで皆さんは、この結論結論先行型の2つの意味を正しく理解していますか?
まずはじめに、改めて2つのキーワードの意味を確認しましょう。

そもそも結論とは?

多くの学生は”結論=結果”と考えているようですが、実はこれは誤りです。
結論とは、”自分が最もイイタイコト・伝えたいこと”を表します。

この説明だけだと違いが分かりにくいと思いますので、よくある間違ったESの具体例をみてみましょう。

◇よくある間違ったエントリーシート(第一文目)

【学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)】

  1. テニスサークルでサークル長として、サークルの出席率を上げたことです。
  2. サッカー部でキャプテンとしてチームをまとめ上げ、都大会で優勝したことです。

一見よくまとまっているように感じますが、これでは結論先行で書くことはできていません
”結論=イイタイコト”という観点で見てみると、2つの例はどうでしょうか。

そう言われても、なぜ間違っているのかイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。

ではイメージが湧かない方に向け、もう1つ質問です。
あなたがイイタイコトは、”結果”と”プロセス”のどちらでしょうか。

「サークルの出席率が上がった」という結果がイイタイコトでしょうか。
それとも、出席率を上げるために「〇〇に取り組んだ」というプロセスについてでしょうか。

結論先行型=プロセス重視

多くの方が、”出席率を上げるために〇〇をしたんだ!”などプロセスがイイタイコトなのではないでしょうか。

結果も伝えたいこととして考えられると思います。
しかし努力したことについては、より伝えたいと感じると思います。

これを踏まえると、エントリーシートにおける結論先行型とは

結論 → イイタイコト → プロセスを書く

ということになります。

実際に何に取り組んだのかを書くことで、採用担当者が一番目にする第一文目でイイタイコトを伝えることができます。

***

前述の間違った例をプロレス重視で書くと、次のようにアップデートができます。

◇結論先行型で書けているエントリーシート(第一分目)

【学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)】

  1. テニスサークル長として、メンバー各自が役割を見つけられるようにコミュニケーションを図ったことです。
  2. サッカー部でキャプテンとして、各練習メニューの目的明確化のミーティングを開催したことです。

ガクチカの例で考えると、”力を入れた出来事”ではなく”力を入れたプロセス”という意味での”力を入れたことになります。

また、ガクチカでは”最も”入れたことを書かなければなりません。
この”最も”を意識すると、やはり必然的にプロセスに焦点が当たるべきということが分かってきます。

結果がイイタイコトの場合もある!

もちろんイイタイコトがプロセスだけでなく、結果も含むことがあります。
結果・成果が非常に輝かしいものである場合、伝えたいことにコレが含まれます。

たとえば、”オリンピックで金メダルを獲得した”や”全国大会で優勝し日本一になった”などのエピソードです。

しかし輝かしい結果がイイタイコトの場合も、そのプロセスはイイタイコトになるのではないでしょうか。
そのため結果だけではなく、プロセスと結果の両方が伝えたいことになる場合もあることを覚えておきましょう。

なぜ結論先行型で書くの?

結論先行型で書く理由はシンプルで、採用担当者が文章の全部を読む時間がないためです。

採用担当者がエントリーシートを見る2つの場面、①書類選考時と②面接時に分けてご説明いたします。

書類選考時

書類選考で400文字の自己分析やガクチカが読まれる時に、最も伝えたいことが冒頭に書いてあれば非常に分かりやすいです。
大手の企業であれば、数100名のエントリーシートを見て選考を行います。
もちろん選考時は、文章の内容を見て選考が行われますが、複数回読まれることはないと思ってください。
その状況でイイタイコトが文中に隠れていると、どうしても読みづらく感じてしまいます。

面接時

また、面接時も担当者はスケジュールがタイトなことも多く、エントリーシート全体を見ることが出来ないこともあります。
そのときに伝えたいことが第一文に書かれていれば、面接で聞かれることもより明確化できます。

このように2つとも理由は同じですが、数100文字の長い文章・忙しいビジネスパーソンが読む時、読み手に配慮した書き方が結論先行型ということになります。

第二文目も重要

第一文目は内定を左右するほど重要ですが、第二文目も同じくらい重要です。
どんなに自分がイイタイコトを簡潔に言語化出来ていたとしても、二文目以降にその説明がきちんとされていなければなりません。

二文目以降の文章の構成方法に自身がない方はこちらの記事をチェックしましょう。

文章の構成方法に悩む学生必見◇内定直結するエントリーシート作成法

結論先行型ESとはプロセス重視型である

多くの学生は結論=結果と勘違いしておりますが、イイタイコトを伝えることが必要になります。

そしてこのイイタイコトとは、取り組む過程(プロセス)に焦点を合わせて書くことで結論先行型のエントリーシートを書くことができます。
この結論先行型をマスターすることで、イイタイコトが明確になり書類選考の通過率もグンとUPします。

自分が伝えたいことと向き合い、正しい結論先行型でESを作成しよちよち・きゃりああっぷしていきましょう。

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