
おすすめの小説では、新たな気づきを得られる本をご紹介いたします。普段は馴染みのない方も多い芸術が題材になっているものや、一歩踏み出すのに背中を後押ししてくれるものをピックアップしました。小説を通じて視野を広げ、新たな一歩を踏み出しましょう。
忘れてしまった本当の夢は
【難易度:★☆☆☆☆】
世界170カ国以上でトータル2億部以上を売り上げる著者の代表的な一作です。
サンチャゴという少年が世界中を旅をしながら、世界を観て人と関わり新たな発見をしていく童話風の物語です。
幸福の秘訣
少年サンチャゴは、ある日観た夢に従って旅に出ていきます。旅に出るときにある人から「幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、目の前のことも忘れないことだよ」と教わります。少年なので分からないながらにも、学んだ見方・考え方で世界を旅していきます。
あなたは何をすべきか知っている
誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。
まだ若い頃は、全てがはっきりしていて、全てが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。
ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ。(『アルケミスト』より抜粋)
▽Amazonでチェック!
天才とは何か
【難易度:★★★☆☆】
天才ピアニスト4人が出場しているコンクールを描いている、直木賞・本屋大賞W受賞をし映画化もされた恩田陸さんの傑作です。
音の繊細な表現と音楽を聴いたときの揺れ動く心情など、音楽に馴染みがない方も音楽を楽しむことができます。
努力と才能
国際コンクールに出場するために、死ぬほど練習をして臨むピアニストや全く練習をしないピアニスト。音楽はある人が聴けば素晴らしいと感じ、ある人が聴けばそうではないとも感じます。そんな芸術のパフォーマンスを通じて、天才とは何かを考えさせられます。
一瞬でも成長する
音楽コンクールは1位(1位なしもあり)を決めるもので、1回の本番で成功をおさめるための緊張感は計り知れないです。本番から逃げ出したくなるような葛藤や、出場者の演奏を聞いて音楽の”楽しさ・素晴らしさ”と向き合い成長したパフォーマンスをする。その演奏を聴き感化されコンテスタントはさらに最高のパフォーマンスを発揮する。
緊張と向き合いながら音楽を楽しむそんな葛藤と成長が肌で感じられます。
▽Amazonでチェック!
タブローが動かす人の心
【難易度:★★★★☆】
日本で西洋美術が観られない時代の、西洋美術館誕生の史実を基に描かれたフィクション小説です。
”リアル”の凄さ
西洋美術を学ぶ日本学生や学者はリアルのタブローを観ることができず机上に留まっていました。本物のスケールや色合い、迫力に一人でも多くの人が触れられるよう、一人の男がゴッホ・ルノワールを購入していくのです。
タブローに対する熱き思い
フランスで購入した美術品は戦争により日本へ持ち帰ることができず、しまいにはフランス政府が所有することになってしまうのです。その絵を守り続けた男とフランスから日本へ返還に尽力した男たちの奇跡の物語です。
▽Amazonでチェック!
読書で差を!
多くの方は本を読んでおらず、本を読むことでトップ10%のパフォーマンスに直結します。もちろん”読むだけ”でも相当なインプットになりますが、その目的やポイントを理解することでよりリターンが大きくなります。
▽このポイントを押さえインプットを最大化していきましょう。
【読書で周囲と差をつける!今日から始める読書3つのポイント】
そして、よちきゃりではジャンル別におすすめをシェアしております。
読書を通じて新たな知識・考え方をインプットし、新たな一歩を踏み出していきましょう。