こんなことが分かる
- 初めての職務経歴書で書き方が分からない
- 実績と自己PRって同じ経験を書いていい?
- 強みと実績ってそもそも何が違うの?
このように経歴書作成で「自己PRと実績」の書き方・内容に悩む人へお届けいたします。
はじめまして、なべけんと申します。
大手人材会社でコーディネーターを担当しながら、キャリアコンサルタントとして今まで200名以上のキャリア相談を行っています。
結論からお伝えすると、実績と強みは同じエピソードでOKですが、注目するポイントや本質的な違いを理解していないと書類選考落ちになってしまいます。
この記事では「強みと実績の違い」と、違いを踏まえた職務経歴書作成のポイントをご紹介いたします。
それでは参ります。
第二新卒の職務経歴書で悩んでいる人は、リクルートエージェントがおすすめですよ。
リクルートは転職支援実績No.1で、プロのコンサルタントが転職しようかどうか迷っている人の悩みも解決してくれます。
また、求人数も業界トップクラスで非公開求人数も多く、他社では紹介されないような求人紹介もあり、チャンスを逃さずに転職できます!
本当の「自己PR」と「実績」のポイント
「自己PR」と「実績」の違いをちゃんと説明できますか?
まずはじめに、3つに分けて自己PRと実績はそれぞれ何かと関係性についてご説明いたします。
3つのポイント
- 自己PRは取り組む姿勢・スタンスのこと
- 実績は強み(自己PR)を活かした結果のこと
- 「自己PR」と「実績」は繋がりがある
それでは具体的な説明を見てみましょう。
自己PRは取り組む姿勢・スタンスのこと
まず自己PRとは、仕事など物事に取り組むときの基本的な姿勢・スタンスのことです。
「わたしの強みは、とことん突き詰める好奇心です」のようなフレーズを聞けばイメージしやすいのではないでしょうか。
強みとは人生そのもの
次に、強みをグラフを使って説明するとこのようになります。
グラフのように、物心ついてから現在までの時間軸(横軸)そのものが強みと一致するイメージです。
つまり成功したことも失敗したことも、この強みを活かして物事に取り組んでいるということになるのです。
ポイント
- 自己PRは仕事に取り組む姿勢・スタンスの強みをアピール
- 良い結果だけでなく失敗も強みは活かしているはず
また仕事に向き合う姿勢・スタンスはどのようなものがあるか知りたい人はこちらをチェックしましょう。
-
-
転職の市場価値が一気に上がるポータブルスキルとは◇キャリアのプロが解説
続きを見る
実績は強み(自己PR)を活かした結果のこと
実績とは「仕事における成果」ですが、重要なのは実績は強みを活かした結果であるということです。
つまりこの図のように自己PRが土台で、その上に実績や力を入れたことが置かれるということです。
強みがあって初めて実績を作ることができるとということです。
実績は強みを活かした経験の1つ
成果の大小はあるものの、いくつか仕事をした結果があると思います。
実績としてアピールするのは、この内の1つであるということを認識しておくことが必要です。
書類選考では1つしか実績は聞かれませんが、面接で他の経験を聞かれることもあるので一貫性があるエピソードを頭のなかで整理しておくと安心です。
実績から逆算して強みを考えてしまうと、本当の強みがアピールできなくなってしまうこともあります。
そうならないためにも、土台となる強み・自己PRを意識することが重要ですね。
ポイント
- 実績とは強みを活かした経験のこと
- 強みを活かした経験の内の1つの経験が実績
「自己PR」と「実績」は繋がりがある
ここまでの説明で分かったと思いますが、自己PRする強みと実績は繋がりがなければなりません。
ここに繋がりがないと、「本当にそれが強みなの?」や「実績は本当なの?」と疑われてしまします。
実績と自己PRに繋がりがない例
極端な例ですが、このような場合には書類選考で落ちてしまう可能性が高いです。
ポイント
- 【強み】失敗を恐れずに挑戦するチャレンジ精神
- 【実績】リスクマネジメントを徹底することで、システム障害の件数を10%減に貢献した
この例では「挑戦すること」と「リスクが起こらないようにすること」は真逆のように捉えられてしまいます。
そうなると、「チャレンジ精神は本当に強みなの?」や「リスクマネジメントは本当にできたの?」と疑われてしまいます。
ポイント
- 実績と自己PRの繋がりはきちんと意識しよう
- 繋がりがないと「本当?」と疑われていまう
今すぐリクルートエージェントへ無料登録しよう!
第二新卒の転職するなら、リクルートエージェントに登録がおすすめですよ。
「転職エージェントは希望しない仕事紹介されそうで嫌だ」
そう考えている人がいるかもしれません。
ですが、転職エージェントを利用すると「エントリー企業への推薦」や「面接練習」「応募書類添削」がしてもらえるので、うまく利用すると転職で失敗せずにすみますよ。
なので、はじめての転職で失敗したくない人や、転職の自信がなくて不安な人、自分に合った仕事で働きたい人以外は、無料登録しないでください!

これらを見分けるためには、実績No.1のリクルートを利用すれば安心です!
ということで!少しでも転職に不安を抱えている人は、今すぐにリクルートエージェントへ無料登録しましょう!
自己PRと実績がアピールできる職務経歴書作成のポイント
自己PRと実績の違いをご紹介しましたが、どうすればこの違いを踏まえた職務経歴書がかけるのでしょうか。
ここでは、3つのポイントに分けてご紹介いたします。
3つのポイント
- まずは自分の強みを見つける
- 自己PRと実績の第一文が繋がっているかチェック
- 抽象から具体の文章の流れになってるかチェック
【無料診断あり!】自分の強みを見つける
ここまでご紹介したとおり、自己PRする強みは職務経歴書を書く上で土台となります。
そのため、強みを見つけることがまず最も大切です。
ただし、自分1人で強みを探すのが難しいと感じている人も多いと思います。
そんな人は、無料で強み診断ができるサービスを利用することがおすすめです。
無料診断ができるミイダス
わたしも強み診断で愛用している「ミイダス」は、無料で強みの診断ができます。
無料診断サービスでは診断内容が分かりづらいものが多いですが、ミイダスは転職の自己分析にも使いやすく詳しい診断結果が分かります。

「生まれ持った個性」のタイプの例
登録は約5分で診断もすぐにできるので、強みを今すぐ知りたい人におすすめです。

-
-
ミイダスの自己分析診断なら優良級に詳しく失敗しない転職に必須【完全無料しつこくない】
続きを見る
自己PRと実績の第一文が繋がっているかチェック
実は職務経歴書は「1つの小論文」として、自己PRや実績が段落構造になっていることをご存知でしょうか。
段落の構成はこのようになっているのです。
中学生の国語の授業を思い出していただくと、各段落の一文目をつなげると要約になります。
これをするだけで、自分の職務経歴書が一貫性がある内容が書けているかチェックできます。
職務経歴書の段落構造を理解して文章作成することで、説得力のある文が書けるだけでなく自分の頭の整理にもなりますね。
実績とキャリアチェンジを結びつける
強みや実績を踏まえて「何にチャレンジしたいか」や「新しいことにチャレンジしたい理由」を述べるのが志望動機です。
ここでも一貫性が必要なため、経験と志望しているポジションに大きな解離があると、企業としては採用メリットが感じられなくなってしまいます。
大きなマッチングポイントだと、
- 同業種
- 同職種
- グループ企業
- 企業規模
などがあります。
これがない場合でも即戦力の人材として採用されるためには、
- 業務プロセス
- マインド
などが挙げられます。
プロセス一致で採用された例
私の現職(人材派遣会社)で元ビジネスホテル店長が採用され、トップの営業成績を挙げています。
この経験でマッチングしていたのは、「派遣会社における派遣スタッフのフォロー」と「離職率の高い職場における社員のフォロー」だったのです。
このようにミクロで業務を捉えるとマッチングポイントは無数にあると言っても過言ではありません。
ポイント
- 第1段落:自己PR
- 第2段落:ガクチカ・実績
- 第3段落:志望動機
抽象から具体の文章の流れになってるかチェック
強みを活かしてどのような実績があるのかを書きます。
すでに述べたとおり、自身の強みと実績が一致していないように感じられるエピソードは書類選考落ちになりかねないので注意しましょう。
実績では自己PRよりも具体的に書くのですが、この具体的とは「プロセスにフォーカスする」ということです。
自己PRでは出来事について書きますが、その出来事の中でも「どうしようとしたのか」を書きます。
「〇〇したこと」だと結果にフォーカスしてしまうため少しニュアンスが変わってしまいます。
つまり自己PRよりも実績の方が内容が具体的で、実績よりも志望動機の方がよりピンポイントな経験について話していくことになります。
また3つ全てに一貫性が必要なので自己PRでアピールした強みと実績がちぐはぐ(たとえば、強みがコミュニケーション能力で実績は高い集中力で黙々と取り組んだことなど)になるのはNGです。
ポイント
まとめ:自己PRと実績の違いを理解すれば内定率UP!
いかがでしょうか。
あらためてご紹介したポイントをおさらいしましょう。
- 自分の強みを活かした結果の実績
- そのため実績と強みは関連しなければならない
- まずは自分の強みを見つけることが重要
- 職務経歴書を書くときは抽象から具体を意識する
ほとんどの人が「強みと実績のつながり」意識できていないので、実践するだけで内定率が一気に上がるポイントの1つです。
自分ができることから挑戦してみましょう。
それでは失礼いたします。