
資格のために勉強を始めたけれど、勉強のやり方に困っている方も多いのではないでしょうか。
確かに学校では”勉強法”を教わる機会がなく、悩むのも当たり前です。
そんな方でも勉強を辛いと感じず、資格取得できる◯つの学習法のポイントをご紹介致します。
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”資格勉強のやり方が知りたい”◇4つの学習ステップを徹底解説
“資格を取りたい!”と思っても、なかなか行動に移すことができない方も多いのではないでしょうか。
私自身も学生時代に勧められた”基本情報処理技術者”は受験にすら至らず、勉強のやる気が起きない経験がありました。しかし自分で目標設定した”国家資格キャリアコンサルタント”は、新卒入社1年目に、最短期間6ヶ月(受験資格となる講座の受講期間)で一発合格することができました。
このコラムでは、実際に私が実践した下記の学習ステップをご紹介致します。
- STEP:現状把握
- STEP:目標・目的の明確化
- STEP:TO DOのリスティング
- STEP:期限とスケジュールの設定
実際に各ステップを実践できるように、具体的な方法を確認しましょう。
STEP1:現状把握
資格限らず新しいことにチャレンジするときに、”キツイな”や”辛いな”と感じたことはありませんか。
新しいことを始めるときは一定の負荷がかかるものですが、ハードルが高い目標の設定をしている可能性もあります。自分の現状に合った、程よい難易度の目標を設定をするとスムーズに学習が進みます。
そのための第一歩として、自分の現状を把握することが重要なポイントになります。
たとえば、”TOEFL iBTで(120満点中)100点を取る”という目標があるとします。
現スコアが80点の方が持つ目標としては、適切な目標の難易度設定と言えます。しかし現スコアが50点の方は、100点はハードルが高いため70点を目標と設定することが適切だと考えられます。
このように目標を設定する前に現状を”正しく”把握しなければ、適切な難易度のゴール設定ができなくなってしまいます。
STEP2:目標・目的の明確化
現状を正しく把握した後に初めて、目標と目的を明確に設定します。
目的と目標は似た言葉ですが、これらの違いを理解し明確に設定すると、モチベーションの維持もすることができるようになります。
- 目標:最終ゴール
- 目的:目標を設定する理由(WHY)
それでは目標・目的を設定する上でのポイントを確認しましょう。
STEP2-1:目標の明確化
今まで学生時代のサークル活動や仕事でも、”何でやるのか分からない”ことにやる気が起きなかったことはありませんか。
このように無意味に感じること・目的が分からないことは、継続的に取り組むことができません。逆に下記2つの目的が明確であればある程、資格試験の合格率も上がります。
- 【ゴール】最終的な目標
- 【ベンチマーク】ゴールを達成するまでの、中目標・小目標の設定
ベンチマークの設定では、できるだけ定量的に言語化すると行動がしやすくなります。
◇目標設定の例
【ゴール】入社1年目で、”国家資格キャリアコンサルタント”に最短学習期間6ヶ月で合格
【ベンチマーク(中目標)】2ヶ月後までに、参考書1冊の正答率80%にする
【ベンチマーク(小目標)】今月中に参考書1冊の50%の正答率80%にする
STEP2-2:目的の明確化
今取ろうとしている資格は、”なぜ取得したいのか”目的がハッキリしていると、勉強の挫折しにくいと言われています。
◇目的の例
【ゴール】入社1年目で、”国家資格キャリアコンサルタント”に最短学習期間6ヶ月で合格
【目的】副業でキャリアカウンセラーとして、第二新卒のキャリア支援に携わる
もし言語化するのであれば、例のように言い切るようにしましょう。目標を設定するときに、”〜したい”と願望を書いてしまうことが多いと思います。しかし願望で終えるのではなく、言い切ることで実行できるよう意識付けも出来ます
STEP3:TO DOのリスティング
ゴール・ベンチマークの達成に向けて、何をするべきか(TO DO)をリストアップすることが3つ目のステップです。
実際に実行可能か不可能かは一度考えず、できるだけ多く”漏れなく重複無く”考え出すことが重要です。最初から”出来ない”と決めつけてしまうと、学習のチャンスが少なくなってしまう可能性があります。
◇TO DOの例
【ゴール】入社1年目で、”国家資格キャリアコンサルタント”に最短学習期間6ヶ月で合格
【TO DOリスト】講座へ参加/参考書を読む/問題集を解く/過去問を5年分解く/グループワーク参加/セミナーに参加/合格者に話を聞く
STEP3-1:緊急度×重要度マトリックスで整理
網羅的に考えたTO DOの中で、実際に取り組むことをピックアップします。ピックアップする際に判断する軸は、緊急度と重要度で判断します。
学習における緊急度とは、習熟するのに時間がかかるかどうかです。そして重要度とは、学習の基礎に当たることや試験に出やすい分野を指します。
緊急かつ重要なことから取り組み、次に緊急性は無いが重要なことを取り組みます。
STEP4:期限とスケジュールの設定
目標とやること(TO DO)などやり方が定まったら、スケジュールに当てはめて実行します。
期限を設けなければダラダラと取り組んでしまうため、期限の設定は重要です。そして、期限までに目標を達成するために、スケジュールを組んで置くことも必要となります。
これらを考えるポイントを具体的にチェックしましょう。
STEP4-1:目標達成の期限
目標を達成する期限によって難易度は大きく左右します。
資格取得の際は、試験の日程がゴールの期限になります。1年間に数回試験が実施されているものもあるため、その受験を”いつ”するのか決めることがポイントになります。
先付けにすると挫折率が高まると言われているため、より近い日程でリミットを設けるとベターです。しかし、現状とゴールのギャップを正しくは把握し、過度な無理をしない設定が最も重要です。
働きながら資格の勉強をするとなると、学習に割ける時間に限りがあります。理想を自分に押し付けるのではなく無理なく目標を設定することが重視するべきポイントです。
◇達成期限の例
【ゴール】入社1年目で、”国家資格キャリアコンサルタント”に最短学習期間6ヶ月で合格
※キャリアコンサルタントの資格試験は年間2回実施
STEP4-2:スケジュール
既に設定したベンチマークに期限がない場合は、下記にように期限を設定しましょう。
期限を設定すると自分の学習ペースを客観的に把握することができるため、気持ちに余裕を作ることもできます。
◇スケジュールの例
【ベンチマーク(中目標)】2ヶ月後までに、参考書1冊の正答率80%にする
【ベンチマーク(小目標)】今月中に参考書1冊の50%の正答率80%にする
STEP4-3:リプラン
目標を設定し実施してみると、スケジュール通りに進まないこともあります。
その際は、無理やり予定通りにペースアップするのではなく、目標のリプラン(再設定)をしましょう。
学習ペースに一喜一憂せず、予定通りに進まないことの方が多いと考えましょう。働いている方であれば、急な人事異動や繁忙による残業対応などで、学習ペースをコントロール出来ないことも多々あります。
生活との両立を考え、実現可能なベンチマークの再設定とTO DOの再設定をしましょう。
自信が無い方にはスクールがお勧め
4つのステップをご紹介しましたが、実際に自分だけで達成することがハードル高く感じる方も多いと思います。自信を持てない方は、資格スクールなどで講座に参加することをお勧めします。
私が国家資格キャリアコンサルタントを受験した際も、3ヶ月間通学し勉強しました。受講者が他にもいるため、自分だけではないという安心感と下記のようなメリットもありました。
- 学習のペースを把握できる
- 受講者同士で勉強会を開いた
- 心の支えになる
経済的に費用をかけることが難しい方も多いと思います。しかし、下記のような制度を活用することで経済的な負担を軽減することも可能です。
- 会社の資格支援制度
- 厚生労働省 教育訓練給付金
前者については企業毎に用意されている制度を確認しましょう。周知されていなくても、資格取得を支援している企業は多いため、確認すれば活用できることがあります。
実際、私の企業でも制度があり給付されました。しかし周知されていない制度のため、給付制度を活用せずに受験した社員もいました。
後者は国が用意している支援制度で、スクール費用の半額以上の支援を受けられることもあります。給付されるための条件がありますが、各スクールで確認することが出来ます。
絶対に挫折しない!オススメ資格スクール
〜リンクアンドモチベーショングループ運営の”DAiEi”
リンクアンドモチベーショングループ(以下、LMグループ)は、大手の人材会社でモチベーションを科学的に分析し仕事に活用するサービスを提供しています。
DAiEiの資格取得でも自分のモチベーションを客観的に把握し、”続けること”のナビゲートをすることが出来ます。
モチベーション診断で挫折ポイントを把握
LMグループの転職支援でも使われる”BRIGE-i”というツールで自分の行動タイプを把握し、科学的に自分が続けられる方法を知ることが出来ます。
4つのタイプ別に挫折のポイントを把握することができるため、資格取得が確実なものに近づきます。
- アタック指向
- シンキング指向
- レシーブ指向
- フィーリング指向
キャリアナビゲーター
学習している資格取得だけでなく、将来のキャリア形成という観点でサポートを受ける事ができます。
科学的データに基づいて”つづける”をサポートする専門家がおり、サポート制度を利用することが出来ます。一人ひとりの強み・能力を活かした資格取得に向けた伴奏者がいるため安心です。
転職サポートもOK
LMグループは大手人材会社なので、教育事業意外にも人材紹介事業・人材派遣事業も行っています。
グループで事業連携されているため、資格取得後にキャリアアップを考えている方は一貫したサービスを受けることができます。
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