こんな人におすすめ
- 資格に興味があるけど役に立たないと言われ悩む
- 更新があるけど役に立たないから更新するか迷う
- キャリアコンサルタント資格があるとどんな良いことがあるか知りたい
※クリックすると、読みたいところにジャンプするよ
たしかに、資格を取ったあとに活かせずに更新がしないひとが多いのは事実です。
この記事を読んでいる人の中には、養成講座を申し込もうとしたけど止められたひともいるかもしれません。
ですが、わたくしのように経験の浅い20代であっても、資格を活かしプロとして活動しているひとがいるのも事実です。
そのため結論からお伝えすると、活かそうと思えばキャリアコンサルタントは役に立つ資格になりえるのです。
ここでは複業でキャリア相談実績100名以上のキャリアコンサルタントなべけんが、「キャリアコンサルタント資格が役に立たない」と言われている実態を解説いたします。
この記事を読むと、資格を取るべきかどうか・資格を活かすためにするべきことを知ることができます。
キャリコン資格が役に立たない・無駄と言われる理由
はじめにもお伝えしたとおり、個人的にはキャリアコンサルタント資格が役に立たないとは思いません。
実体験として、役に立つ資格だと感じています。
では、資格が役に立たないと言われる理由はどのようなことが挙げられるのでしょうか。
- キャリアコンサルタント資格の価値が低い
- キャリアコンサルタントの求人が少ない
- 資格取得してもすぐに年収は上がらない
- 有資格者よりも実務経験者が求められる
キャリアコンサルタント資格の価値が低い
日本ではキャリア支援と聞くと、転職支援のイメージが強いですよね。
- 人材会社のキャリアアドバイザー
- 派遣会社のコーディネーター
- 大学のキャリア支援室の職員 など
ご存知の人も多いと思いますが、これらの仕事はキャリアコンサルタントの資格がなくても就職ができます。
そのため、お金と時間をかけて資格取得しても、無資格者でも就職できる仕事へ就くことになってしまうのです。
キャリアコンサルタントの求人が少ない
「資格の価値が低い」と似ていますが、キャリアアドバイザー以外のキャリアコンサルタントとして求人が非常に少ないです。
キャリア支援のニーズがまだ高くないため、正社員や契約社員として就職することはかなりハードルが高い市場になっています。
有資格者よりも実務経験者が求められる
キャリアコンサルタントを取得するための国家試験の実技試験では、ロープレは15分間しかありません。
実際の60分間以上かかるキャリア相談の導入部分のみになってしまうので、「資格が保有者だから実務を任せられる」とはみなされないのが正直なところです。
そのため、資格を持っていなかったとしても実務経験がある人の方が「仕事を任せられる」と判断され就職しやすい現状があります。
資格取得後もすぐには年収は上がらない
キャリアコンサルタントは資格を取ったとしても、弁護士や医者のようにダイレクトに就職・昇進に繋がることは残念ながらほとんどありません。
そのため収入を上げるためには、相談のボリュームを増やすこと・実務経験を積んで相談料を高くしていくことが必要になってきます。
キャリアコンサルタント資格取得のメリット
ここからは、わたくしがキャリアコンサルタント資格をおすすめするメリットを具体的にご紹介いたします。
- キャリア支援の需要が高まっている
- 傾聴スキルが高められる
- 将来的に独立して働くこともできる
キャリア支援の需要が高まっている
厚生労働省がキャリアコンサルタントの養成人数を、10万人を目標としています。
まだ仕事が少ないという問題はありますが、キャリア相談に対してお金を払う企業や人が増え始めています。
キャリア支援サービスが増加
企業の例では、ポジウィルキャリアがキャリアコーチング支援をはじめ、すでに10,000名以上のキャリア支援実績があります。
そのため今から経験・実績を積んでいけば、求人が増えたタイミングで良い条件の就職にも繋がるチャンスが高いですね。
傾聴スキルが高められる
資格の取得というと「キャリアコンサルタントとして就職できるか」と考えられがちですよね。
ですが、キャリアコンサルタント養成講座で勉強すると、対面のコミュニケーション能力が高まります。
つまり、キャリアコンサルタントとして働いていなかったとしても、仕事やプライベートで活かすことができるのです。
キャリアの幅が広がる
わたくしもキャリアコンサルタントの資格を取得した後に、自社の新卒採用のリクルーターとして関わることになりました。
人材会社でコーディネーター職を行っていましたが、コーディネーター業務に加えてキャリアを支援する機会が得られるようになったのです。
将来的に独立して働くこともできる
わたくしもミートキャリアへ所属する以前から、キャリアコンサルタントとしてキャリア支援を行っていました。
実績が重視されるとお伝えしましたが、やはり資格を持っていると相談者から安心してもらえることも多いです。
そのため、実績がない状態であっても資格を持っているとキャリア相談の声がかかりやすくなることもありました。
キャリアコンサルタント資格の活かし方
キャリアコンサルタント資格はおすすめですが、ご説明したとおり資格を取るだけでは就職や転職・年収アップをすることはできません。
資格を取った人が資格を活かすためにするべきことを3つに厳選してご紹介いたします。
- キャリア支援サービスを知る
- 無料でもキャリア支援の経験を積む
- 複業や転職・フリーランスではたらく
キャリア支援サービスを知る
資格をすでに取った人も、これから資格を取りたい人もサービスを知ることはとても重要です。
実はキャリアコンサルタント養成講座でも、キャリア支援サービスを調べるカリキュラムが組み込まれています。
自分が実際に支援をするときに、ゼロから模索して支援をすると負荷がかかりますし、自分の支援が合っているか不安にもなりますよね。
そして、このキャリア支援を学ぶためには、キャリアコーチングのサービスを提供しているポジウィルがおすすめです。
無料であってもキャリア支援の経験を積む
「無料のキャリア相談依頼を受けることは抵抗がある」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、まだ実績がない人に認識していただきたいことは「自分はキャリアコンサルタントにおいて後発である」ということです。
まずは料金で差別化をする
つまり、自分よりも経験が長く質が高いキャリアコンサルタントが多数活躍しているということです。
もちろんキャリア支援の質だけでなく、知名度も圧倒的に高い人がほとんどですよね。
そのため、まずは無料でキャリア相談を受けて実績を作っていくことも必要になるのです。
複業やフリーランスではたらく
無料で実績を積みつつ、有料のキャリア支援も並行で募集するようにしましょう。
キャリアコンサルタントとして活躍するためには、コンサルタント登録ができるサイト・サービスが多数あります。
実績を積んだ内容をプロフィールに反映すると、有料のキャリア支援依頼がくるようになってきます。
その結果、複業やフリーランスなどで有料キャリアカウンセリングの実績も積み上げていくこともできますよね。
まとめ:キャリアコンサルタントは役に立つ
はじめにもお伝えしましたが、わたくしは20代なのでキャリアコンサルタントのメイン層である40代のひとに比べると経験はとても浅いです。
そんなわたしでもコツコツ実績を積むことで、複業キャリアコンサルタントとして活動をすることができました。
あらためて記事でご紹介したポイントを整理しましょう。
- キャリア支援は需要が高まっている
- まずはキャリア支援サービスを自分が体験する
- 無料でもキャリア支援の経験を積む
- 複業や転職・フリーランスではたらく
自分ができることを少しずつチャレンジしてみてください。
コツコツ取り組めば、必ずキャリアコンサルタント資格は役に立ちます。
質問や感想をコメント