キャリア発達理論できゃりあでざいん【ホール・ジェプセン・シャイン】

     
       
キャリア
         

前回に引き続き変化の激しい時代に適応するキャリア理論の紹介です。また、就活生や若手社員に向けた理論もより具体的に課題などが述べられているためより俯瞰的に自身の立場を観ることができます。自分の世代の課題を知り自身に当てはめ行動することで一緒にきゃりああっぷしましょう。

ダグラス・ホール Douglas T. Hall

ホール

ホールは関係性アプローチというキャリア理論を主張性しています。この理論は、変化の激しい時代はキャリアは他者との関係の中でお互いに学び合うことで形成されていき、依存でも独立でもない「変幻自在なキャリア(プロティアン・キャリア)」を築いて行くことができるとしています。このプロティアンキャリアは、アイデンティティとアダプタビリティ2つの要素から構成されているとされています。

アイデンティティについては、自分の価値観・興味・能力・計画に気づいている程度でありと過去と現在と将来の自己概念が統合されている程度であるといわれています。これをきちんと把握しておくことによって、変化の激しい時代において時代の変化に自分を合わせるのではなく、自分自身を時代の変化に合わすことができるためである。

アダプタビリティについては、適応コンピタンスと適応モチベーションの掛け合わせであると言われています。適応コンピタンスは①アイデンティティの探索②反応学習③統合力の3要素から成り立っています。適応モチベーションとは、適応コンピタンスを発揮しようとするモチベーションのことです。固く説明すると非常にむずかしいですがつまり「自分を知るため・つくるために知識情報を常に収集しようとしそれをアウトプットしようとすることが重要である」ということです。

キャリア理論においても変化の激しい時代という認識があり、アイデンティティと言われる他人と自分は何が違うのだろうかみたいなところを重視するべきだという風潮になってきているのです。そのため、乗り越えなければならない壁は人によって違うしそれを乗り越えられるように常に準備やモチベーションを維持することの重要性がわかってもらえたとおもいます。

ジェプセン Jepsen, D. A.

ジェプセンはナラティブ・アプローチと言って、キャリアはノンフィクションの仕事経験小説であり、それは他の小説や物語と共通するいくつかの要素によって構築されるとしています。この理論では、個人がキャリアを考える上で他者のと相互作用を重視しているので、「選択から構築」、「マッチングから雇用」、「積極的な関与」という概念と実践が重要であるとしています。

エドガー・シャイン Edger H. Schein

シャイン

シャインは組織内キャリアやキャリア・アンカーという概念を提唱しておりなべけんも大好きな理論家です。そのうち組織内キャリアについて説明致します。キャリアサイクルの段階としては、①成長・空想・探索(学生や求職者)→②仕事の世界へのエントリー(スカウトされた新人・新入社)→③基礎訓練(被訓練者・初心者)→④キャリア初期(新しいが正式のメンバー)→⑤キャリア中期(正社員・監督者・管理者)→⑥キャリア中期の危機→⑦キャリア後期→⑧衰え及び離脱→⑨引退という9段階があります。このうち私と同じような若手社員や学生における特徴や課題を説明します。

成長・空想・探索(学生や求職者)

問題:まず、現実的な職業選択のための基準を開発し、実行可能な現実的な考えに適合していきます。そして、適切な訓練や教育を受け始め仕事の世界に必要な基本的習慣・技術を身についけていきます。

課題:自分自身の欲求と興味、能力、価値観などを開発し発見する。職業について学ぶための現実的役割モデルを見つける。テストや情報、カウンセリングから最大限の情報を手に入れる。キャリア選択をできるだけ広くしておけるような良い学業成績、スポーツ、趣味などを修める。初期の職業決定をテストするためにインターンシップなどの試験的な就業経験の機会を見つける。

仕事の世界へのエントリー(スカウトされた新人・新入社)

問題:労働市場に参入しキャリアの基礎となりうる初めての仕事に就き、組織ないし就業のメンバーになります。

課題:仕事の探し方や応募方法、就職面接の受け方を学びます。また、職務及び組織に関する情報の評価方法を学び先発選別テストに合格する。

基礎訓練(被訓練者・初心者)

問題:仕事及びメンバーシップの現実を知って受けるショックに対処する。また、できるだけ早く効果的なメンバーになり正規の貢献メンバーとして認められるようになる。

課題:未経験ゆえの不安を克服し自信を持つようになることです。そして、できるだけ早く文化を読解しコツを知り最初の上司または訓練者、仲間とうまくやっていくことを学びます。

まとめ

就活生や若手社員の方は非常にイメージが湧きやすいのではなかったでしょうか。就職という点にフォーカスして課題が整理されていました。これらを想定しつつ行動をして課題を克服していき一緒にキャリアアップしましょう。

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