【スーパー・ギンズバーグ】キャリア理論でスキルアップ

     
       
キャリア
         

キャリア理論家であるスーパーとギンズバーグは、成長過程でどのような課題があるかなどの発達理論を展開しています。これを知ることで悩みの解消やリスクマネジメントに役立てられます。理論のポイントを押さえ、納得感あるキャリアを歩みましょう。

俯瞰的に自身のキャリアを捉えキャリアデザインをすることでモチベーションを維持しより良い選択ができるようになります。最初はキャリア理論における古典的な理論家を紹介いたします。

ドナルド・スーパー Donald E. Super

スーパー

スーパーはキャリア理論で最も有名なアメリカの理論家です。スーパーは個人の発達に「時間」「役割」があるとしており、ライフスパン・ライフスペースと言われています。

前者のライフスパンについては別ページでも紹介しましたが人生を「虹」にたとえて「ライフキャリア・レインボー」における時間軸を表しています。【成長→探索→確立→維持→降下(開放)】であると述べています。

また、それぞれの段階の間にはトランジションがあると考えられており【成長→再探索→再確立】のサイクルがあると考えられています。

  • 成長(0〜14歳):【好奇心や空想、興味】→トランジション:【能力】
    どのような人なのかを考え始めたり、仕事の世界への興味を持ち出して働く意味を理解しようとし始めます。
  • 探索(15〜24歳):【仮決定】→トランジション:【試行】
    学校やクラブ活動・アルバイトなどの知識や経験から興味のある職業が具体的になり、特定化されます。そして、実際に就職活動を始め仕事を通じて多くのことを学ぶ時期です。もし仮にやってみてイメージと違った場合は最初に転職を考えるのもこの時期です。
  • 確立(25〜44歳):【安定、試行】→トランジション:【進歩、不満、堅実】
    納得感のある専門分野の中で希望する仕事をする機会を見つけようとする一方、職業的地位の安定を築こうとする時期です。そして、永続的な地位に落ち着くのもこの時期です。
  • 維持(45〜64歳):【保持】→トランジション:【革新的、時節に合っている、沈滞、減速】
    自らの限界を認めつつ上昇志向の若手から現在の地位を守ろうとすることへ注意が寄せられる時期です。
  • 開放(65歳〜):【専門家、開放】→トランジション:【退職】

このように、新入社員や若手社員の多くが2,3年目で転職を考えるのは【探索段階】から【確立段階】へのトランジションにいるため試行するという行動に当てはめてキャリアを見直すためです。

転職を通じて納得感のある職業選択をすることができればトランジションを乗り越えて確立段階へ行き新たな課題解決のための行動を起こすのです。なので、転職を考えていない人は確立段階にいる人もいるため同世代で話すと余計に焦ったりする可能性もあります。

ギンズバーグ Ginzberg, E., Ginsburg, S. W., Axelrad, S & Herma, J.

ギンズバーグ

ギンズバーグは職業の選択を大きな発達のプロセスとして職業人生全体を発達プロセスと呼んでいます。

なお、当初は20代前半を発達プロセスと呼んでいたが、職業選択は非可逆的であると改定しています。

  1. 空想期(〜11歳)
  2. 試行期(11〜17歳)
  3. 現実期(17〜20歳代初期)

があるとしています。職業選択は生涯に渡る意思決定のプロセスであり、キャリアの目標と現実の仕事とのすり合わせは再評価をし行っていくとしています。

キャリア理論で1ランクUP

キャリア理論においてベーシックな2名の理論家を紹介いたしました。キャリアにおいてやり直しが効かないとか歩んだ道を変えることは難しいしもったいないと考える方がいらっしゃいます。スーパーは理論の中でやり直しということも述べられておりより柔軟に対応していくことの重要性も示しています。

あまり硬く考えすぎずにキャリアを考えてみることも必要かもしれません。そんな視点も持ちつつ一緒にキャリアアップしていきましょう。

SNSでもご購読できます。

コメント

    コメントを残す

    *