キャリア発達理論できゃりあでざいん【はじめに】

     
       
キャリア
         

発達理論という言葉を聞いたことがあるでしょうか。人間がどのように精神的に発達していくのかということを理論にまとめているものです。そこにはどのような課題が現れそれを克服するとどのようにステップアップすることができるのかということが体系化されています。自分がこれからどのような課題に立ち向かって行くのかを知りその上でキャリアデザインをしきゃりああっぷしていきましょう。

キャリア理論について

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キャリア理論を知りデザインする意義ですが、正直デザインする上での意義は少々薄いかもしれません。ただ、キャリアを歩んでいく中で理論を知っておくと結果の予想可能性を向上させることができます。ここで可能性という言葉を用いているのは必ずしも理論通りに行くわけではないということを念押しにしているのです。キャリア領域では専門家によるキャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングを除けば、環境によって個々人に与える影響が異なったり時代によって発達スピードなどが変わったりします。そのため、常に最新の情報かつその人個人に合った情報をキャッチアップしなければならないですが、専門家でない限りはなかなか難しいのではないかと思います。そのため、理論を学ぶことに寄って現象や事実を説明・解釈・整理する手がかりになるという認識を持つことが重要です。また、これらを知っていることによって課題や問題の壁にぶつかったしまったときに解決策の仮設を生み出すための基盤になるもなります。

発達理論の特徴

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発達論はキャリアのなかでも就職や転職などの職業選択に留まらずいわゆるライフキャリアという観点から考えられる理論です。そして発達ということに関して以前は青年期までの成長と捉えられていましたが、現在では一生涯発達するという考え方にシフトしています。以前の風潮のものと紹介発達の理論を知る上で「生涯発達の6つのモデル(やまだ, 1995)」というものがありこれを使って理論について知りましょう。

A成長

価値:考える
モデルの特徴:子どもからおとなになるまでの獲得、成長を考える。成人発達の可塑性を考えない
発達のゴール:大人、均衡化、獲得
重要な次元:身体、知能、行動
主な理論化:ピアジェ、フロイト、ウェルナー、ワロン

B熟達

価値:考える
モデルの特徴:以前の機能が基礎になり、生涯通じて発達し続ける安定性と一貫性を重視する
発達のゴール:熟達、安定
重要な次元:有能さ、力、内的作業モデル
主な理論化:バルテス、ボウルビィ

C成熟

価値:考える
モデルの特徴:複数の機能を同時に考える、ある機能を喪失し、別の機能が成熟すると考える
発達のゴール:成熟、知恵、統合
重要な次元:有能さ、徳
主な理論化:バルテス、エリクソン、レヴィンソン

D両行

価値:考える
モデルの特徴:複数の機能を同時に考える。ある観点から見るとプラスであり別の観点から見るとマイナスとみなす
発達のゴール:特定できない(個性化、両性具あり)
重要な次元:両価値、変化プロセス、意味
主な理論化:ユング

E過程

価値:考えない
モデルの特徴:人生行路(コース)や役割、経歴(キャリア)の年齢や出来事による変化過程を考える
発達のゴール:考えない
重要な次元:エイジング、社会的役割、人生イベント
主な理論化:ハヴィガースト、エルダー

F過程

価値:考えない
モデルの特徴:回帰や折返しを考える。もとへ戻る、帰還による完成
発達のゴール:「無」に戻る、完成
重要な次元:意味、回帰
主な理論化:―

 

まとめ

キャリア理論と言っても数多くの理論家がおり、それぞれ発達理論を切り取ってもそれぞれ主張していることが違ったりします。また、VUCAと言われる時代においてはより複雑で一つの立場に留まらなかったり主張を変えたりする方もいます。キャリア発達理論の概要をおさえ知ることで自身のキャリアデザインにも当てはめ考えキャリアアップしていきましょう。具体的な理論の紹介はこちら

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