読書

2021年3月読書日記◇年100冊読書家による本の感想と選び方

”読書家ってどれくらいの本を読んでいるんだろう?”
”どんな本を読んでいるんだろう?”
”読む本はどうやって選んでいるんだろう?”

このようなギモンをお持ちの方に、なべけん(@yochi_career)が読んだ本・きっかけ・簡単な感想をシェアいたします。

はじめまして、よちよち・きゃりああっぷ運営の なべけん です。
私も大学生までは、活字が読めず教科書すら買わない学生時代を過ごしていました。
しかし社会人になったことをきっかけに読書を始め、今では年間100冊程度読んでいます。

自分が読んだ本や読んだきっかけを通じて、読書のきっかけをお届けできたら幸いです。

3月に読んだ本

3月は人材業界の繁忙時期なので、どれだけ読書できるか不安でしたがハイペースで読書を進められました。
2月に読み終えられなかった本を読了し、ボリュームある本をインプットできました。

ダラけてしまった2月を取り戻すような勢いで読み進めたのですが、2冊の本が読書を加速させてくれました。
読書が読書を加速するって面白いですね。

個人的に有益な情報・モチベーションアップができた10冊の本をご紹介いたします。

1. 完訳 7つの習慣 人格主義の回復

2020年の自粛期間に読もうと意気込んで買ったものの、1年近く積ん読してた本をやっと読みました。
言わずもがなの名著で、会社のリーダー・マネジメント層の課題図書にもなっていたので、読まねばと思い読了。

読み終えた一番の感想は、「もっと早く読めばよかった」これに尽きます。

個人的に響いた習慣は第4の習慣「Win-Winを考える」です。
当たり前の感覚として定着していると思っていたけれども、全く習得できていないんだと思いました。

営業職だと、つい自社の利益を考えがちなんだけれど、相手がハッピーになる方法をもっと考えなければと思いました。
そんな気づきを与えてくれるだけでなく、実践方法についても知れるのでこの本はすごい。

活字に慣れ始めたら是非早い段階で読むことをオススメいたします。

2. オーデュボンの祈り

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女優の伊藤沙莉さんがinstagramでお勧めしていた小説で、読み始めました。
沙莉さんは話が面白いので、ラジオを聴いたりSNSはチェックしているんです。

内容を全く調べずに読み始めたので、最初は展開に付いていくだけでも精一杯。
読み進めていくと、先の展開が気になって寝る間も惜しんで読み進めていました。

不思議な世界観だけれども、その世界観を通じて社会について知れるステキな小説だなと。
たとえば、大学に入るまではテストの点数が良ければ入試で合格もできるけど、就活になっていきなり理不尽な評価をされてしまいますよね。
なぜ不採用だったのか理由を開示している企業はほとんどないですし。

読むタイミングでも感じることは違うのかな。
伊藤沙莉さんステキな本を教えて下さいありがとうございます(笑)

3. 夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

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大学1年生のときに、尊敬する大学教授から勧められ購入したものの、当時の私には難解で挫折した本です。
(7年前の自分は知らない言葉も多く、辞書で調べた意味が本の空欄に書かれていました笑)
挫折してから7年越しに、読み終えることができました。

「何でも自分が経験しないと分からないじゃん」精神ではあるものの、命を書けるような経験はなかなか出来ないなと。
ですが本(エッセイ)や映画は、自分に疑似体験をさせてくれるので、このような歴史の惨劇も感じられる経験は重要に感じています。

ご存じの方も多いと思いますが、アウシュビッツ強制収容所に囚われていた精神医のフランクルのエッセイです。

4. サンドイッチブルース

『はじまりが見える世界の神話』を購入した本屋B&Bさんの、instagramで紹介されておりこのエッセイを知りました。
入社してから平日ランチは、ほぼ毎日サンドイッチを作っているので、勝手に「読まなければ」という使命感に追われ購入(笑)

著者であり、奈良のパン屋・MIA’S BREADの店主である森田三和さんのキャリアが面白く一瞬で読み終わりました。
芸術大学のデザイン学科卒で、サンドイッチ屋さんのキャリアがすごく素敵です。

モノやサンドイッチへのこだわり、楽しいことだけではなく家族(猫)の死や離婚まで森田さんの人生を見ているよう。
辛いであろう経験についても書いてあるのに、印象に残っているのは靴へのこだわり。

人のこだわりとか人生を見れるエッセイはやっぱり素敵だと思う。

5. この先を生む人–「ティーチャーズ・イニシアティブ」の記録

CRAZY WEDDING創業者の山川咲さんが、SNSでこの本の感想シェアしており即購入。
現在は、「神山まるごと高専」のクリエイティブディレクターとして2023年に新たな高専の開設に取り組んでいます。

山川さんもSNSで発信されていましたが、先生方の思いや成長に泣きそうになる本です。
この本では、8名の学校先生方が「21世紀ティーチャーズプログラム」へ参加した思いや感想、参加後に変わったことなどが書かれています。

私も将来の夢が校長先生なので、勝手に親近感が湧き将来へのモチベーションも高まりました。

6. 顧客体験の教科書―収益を生み出すロイヤルカスタマーの作り方

会社で受けた研修で、講師が紹介してくださった本を読みました。

クレームと聞くと皆さんはどのようなイメージがありますか。
本を読む前は「できれば避けたい」と私は思っており、求職者から「派遣会社がこんなに使えないと思っていなかった」と言われた時には気分がどん底でした。

しかしこの本で書いてあることは、クレームを如何に吸い上げるかが重要ということです。
実はクレームが無く商品・サービスを利用している顧客よりも、クレームに対してきちんと対応してもらった顧客の方が満足度が高いというデータが紹介されています。

本を読んだ後はクレームに対する意識が変わっただけでなく、会社のシステムの課題を考えたりするきっかけにもなりました。
たまたま人事異動で、営業現場から情報システム部門で仕事することが決まったので課題を解決していきます。

7. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

「しみさん夫婦」というYoutube動画で、えりさんが読んだとおっしゃっていた即カートへ。

本屋さんで見かける機会も多く、注目の本ということは知っていました。
ただ、自分がキャリアのプロなので、薄い本なのではないかというバイアスがあり倦厭してました。

しかし、コンテンツは非常に面白く良い意味で裏切られました。
面白すぎて、1日で読み終えてしまいました。

一番印象的だったことは、著者の八木さんが目的を見失い鬱になってしまったという経験です。
学生時代の八木さんのように成果を上げていても、モチベーション・目的は重要なんだと。

また、自分のキャリア観に誤りがあることも教えてくれました。
児童生徒がキャリアを考える上で、如何に多くの選択肢を知っているかが重要だと思っていました。
しかしそれによってキャリアの選択が困惑してしまう可能性があるという「ジャムの法則」もしれました。

この本を通じて皆さんにも考えていただきたいことは、「なりたいもの」と「やりたいもの」の区別です。
この考え方は成功するために必要だと思ったので、気になる方はぜひ読んでみてください。

8. ブログ飯 個性を収入に変える生き方

manablogを運営しているマナブさんがお勧めしていた本で、「陳腐なタイトルだな」と思い期待せずに読みました。

しかし、読んだ日から自分のやる気は一転し、低迷していたモチベーションを戻すことが出来ました。
やる気を取り戻しただけでなく、急に言われた部署異動の内示をも、本を読んだきっかけでポジティブに捉えられました。

一番自分に響いたことは、「成功した人も最初は苦労していた」ことを改めて知れたことです。
今では著名なブロガーでも数年収入がほとんど無かったなど、逆にきれい事だと思っていて信じられませんでした。

”自分が”サイト・コラムを通じて発信することの意味を、改めて考えさせられました。
継続することは得意なので、記事の発信はコンスタントにやっていましたが、内容に意味が見いだせなくなっていた悩みを解消する糸口が見つけられました。

9. 沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─ アップデート・エディション

コレもマナブさんが紹介していた本で、前作のWebライティングも分かりやすくコンテンツが充実していたので購入しました。

フィクションの対話形式で、キャラクターが解説してくれるのですが、自分のような初心者にはわかりやすく実践もしやすい本です。
SNSの運用も解説されており、SEOについても導入部分で触れられておりWebマーケを広く知るきっかけになります。

Twitterの運用をしていなかったので、早速既存のアカウントを紹介文変えたり、フォローする方を探したりしました。
またサイトデザインに囚われてしまい、皆が欲しているコンテンツを提供できていないことも自分に当てはまると感じコンテンツを改めて考えさせられました。

10. ファスト&スロー 上

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この本は2月に読んだ『沈黙のWebライティング』の中で紹介されており読みました。

正直ボリュームが多く2週間くらいかかったのですが、長期間かけてでも読み終えてよかった本です。
人間の心理や意識下の反射的反応について、書かれておりどれも非常に興味深く。

ひとが物事を見たり考えたりする際には、直感的な思考(システム1)と論理的な思考(システム2)があるそう。
皆なまけ者なので、システム1で判断してしまうことがほとんどなんだと述べられていました。

頭の良い悪いに関係せず、超初歩的な問題にですらスタンフォード大学の学生の8割が間違える。
それほど人間の判断は誤りやすく、そこの逆手に取れば与える影響も変わることを学べました。

11. セールスライティングハンドブック

これもネットで各サイトがおすすめしており、購入し読みました。

正直、企業の広報担当者や企画の方向けのコンテンツだったので大半は読み飛ばしました。
ですが得られることも多く、セールスのDMや提案書類などは実際ほとんど読まれていないことなど驚きの発見も。

Webコンテンツであれば尚更、読まれる・読まれないの差が顕著なので4月以降に実践できるよう読み込みます。

総評:読書のフットワーク軽っ

このように読んだきっかけを改めて言語化すると、フットワーク軽いなって思いました(笑)

  • 知人の紹介
  • ブログで紹介されていた
  • SNSで紹介されていた
  • 伊藤沙莉さんが紹介していた
  • 西加奈子さんが紹介していた など

それでも、どの本をとっても「買って失敗だった」という後悔はないし、少なからず今の自分に影響を与えているなって。
知らない世界を知ったり、知ることで知っている世界の見方が変わるのは面白い。

3ヶ月で20冊以上は本を読んでいますが、知らない分野の本を読むときはまだ1週間近くかかります。
自分にはまだハードルが高いと思った本は、流し読みもします。

結局人生に影響を与えるのは「偶然(たまたま)」なんだし、フットワーク軽くても良いじゃないかって。

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